(この記事は2023年8月30日に更新されました)
「明日から行く」
「〇〇を買ってくれたら行く」
「新学期から行く」
「転校したら行く」
など、
お子さんに言われた通りに対応したけれど、当日の朝になると「行けない」と言われたことはないでしょうか?
初めはこのような言葉を聞くと、 期待してお子さんの言葉を信じて対応される方がほとんどです。
しかし、その時が来ても、結局、朝になると「お腹痛い、体調悪い」と言ったり、朝起きてこなかっ たりして行かないことがほとんどです。
期待していた分、辛い思いをされている方が多いと思います。
今回は、お子さんの「行く行く作戦」にどのように考え、対応していくかをお伝えしています。
この記事を書いている私は、不登校克服を専門に15年以上活動されている指導の先生の元、復学支援に携わっています。
私自身、今まで200家庭以上の復学に携わりました。
実際に不登校のお子さんや、親御さんとも直接関わっていますので、現場目線で事実に基づいてお伝えします。
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子どもの言うことに振り回されない
結論からお伝えしますと、お子さんが学校に行くことを特別のように考え、 親が子どもに気を使うように接してしまうことはよくありません。
「〜したら行く」と言われて期待してしまうと、学校に行くことが特別なことのように子どもも親も感じてしまいます。
学校に行かなかったら、期待していた分、落ち込むでしょう。
学校に行ったら行ったで、「行ってくれた!」とさも学校に行くことが特別なことのように感じてしまいます。
学校に行かそう行かそうとして、親が対応し続けると、気づくと親は子どもが学校に行くように手取り足取り動いてしまったり、子どもは(親のために)学校に行ってやってる。と上から目線になります。
子どもは賢いので、親の弱みというのも知っています。
学校に行かないから!と言えば親は何でも言うことを聞いてくれる。
このようになってしまうと、親は、子どもの言うことを聞かないと学校に行かなくなるのでは?と不安になり、だんだんとエスカレートしてきます。
子供が「〜してくれたら行く!」と言うことに対しては、振り回されないことが重要です。
学校に行かそうとして特別扱いはしない
学校に行かせたい思いで一貫してやってきた対応もその都度変えてしまっては、 対応もブレブレになってしまいます。
「ダメなものはダメ」とはっきりと言わなければなりませんが、なかなか一貫してできないのが現状だと思います。
しかし、子供中心の特別対応は家では通るかもしれませんが、学校や、社会に出た時は通用しません。
私たちは、家庭教育を通して、子ども上位から親上位へ戻し、学校に復学し、継続登校できる家庭になれるよう、毎日、一家庭一家庭に合った指導を行なっています。
長期不登校や、家庭内暴力、他の支援機関では難しいと言われた方、お一人で悩まずにご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


こんにちは!
しのさんです。
こちらのブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、不登校児によくある【行く行く作戦】について書いていきます。
お子さんの不登校でお悩みの方の助けになれば、幸いです。