(こちらの記事は2022年3月3日に更新されました)
復学支援の目的は「自立」

「健康で、自立した子どもに育って欲しい」
お子さんが産まれた時にはこのような願いがあったのではないでしょうか?
しかし、このような親の思いとは逆に、今の社会は子どもたちを取り巻く環境が大きく変化しています。
そして、親自身も変化の激しい時代の流れに日々戸惑いながら一生懸命、子育てをしてきたのではないでしょうか?
しかし、年齢が上がるにつれて周りの家庭や、メディアなどの影響で、皆そうしているからと、焦って過分な期待をかけてしまい、お子さんがその重圧でアップアップな状態になってしまうケースが多くなっています。
このような対応を続けていますと、お子さんがどんどんわがままになってきます。
お子さんが社会に出ていくためには、自立と協調性を育む子育てを早いうちから行っていくことが大事です。
不登校になるお子さんの多くは、年齢相応の自立ができていない

小さい頃から、「子どもを尊重しましょう」という考え方で、わがまままで受け入れてしまい、子どもが欲しがる前になんでも与え、子どもの欲求を満たしてしまいますと、その結果、子どもは待つことを覚えられず、我慢ができない子になります。
小学校まではなんとか対応できても、中学校に上がると、科目数も増え、提出物も増え、部活での上下関係など、人間関係も複雑になり、より自立を求められます。
学校で先生とうまくいかない、友達との人間関係がうまくいかない、勉強についていけないということになり、自分を守ってくれる親元(家)にいれば、何不自由なく暮らせ、安心だということになり、学校を休むことになります。
そのため、中一のゴールデンウィーク明けに不登校になるケースが多く見られます。
学校に復学してから、子どもたちは楽しいことばかりではなく、時にはつまずき、傷つきながらもそれを人生の糧として一回りも二回りも成長していきます。
勉強だけではなく、人間関係を築いていき、社会に出るための力を身につけ成長できる場所が学校であると考えています。
復学支援の流れ


