子どものわがまま・暴力・暴言で困っている親御さんへ

お子さんの わがままや暴力、暴言にどう対応すればいいのか分からず、途方に暮れてしまうこともあるのではないでしょうか。

こんなお悩みを、日々たくさんの親御さんからご相談いただいています

●スマホやゲームの制限をかけた瞬間「ワーッ!!」と泣き叫び、壁を「ドンドン」叩いたり物を投げたりしてしまう…

●ちょっとでも思い通りにならないと親や兄弟姉妹にも容赦なく暴言や暴力をふるう…

「うちの子、ちょっとしたことでもわがままを言ったり、すぐにキレる…これって性格の問題なのか?」

「小さい頃から癇癪もひどくて…生まれつきの性格なのか?」

特に、お子さんのわがまま・暴力・暴言が親御さんに向かうようになると、心も身体も疲れ果ててしまいますよね。

「叱るべきなのか? それとも落ち着かせた方がいいのか?」
「このままで、本当に大丈夫なのか?」

どう対応すればいいのか分からず、不安や焦りを感じるのは、決してあなただけではありません。

GoTodayではこれまでに300名以上のお子さんの復学をサポートしてきました。

そして、子どものわがまま・暴力・暴言に悩む多くの親御さんと向き合いながら、適切な対応をお伝えしてきました。

「復学すること」だけでなく、

わがまま・暴力・暴言への考え方
具体的にどう対応すればいいのか

を親御さんと一緒に整理しながら、親御さんにできるだけ負担をかけずに解決へと導くことを大切にしています。

このページでは、GoTodayが行っているわがまま・暴力・暴言への「考え方」「対応の方針」をお伝えします。

GoTodayの考え方

私たちGoTodayは、子どものわがまま・暴力・暴言を解決するためには、「自立と協調性を育む子育て」が大切だと考えています。

そのためには、親自身が子どもとの接し方や考え方を見直すことが必要で、私たちは「親が変われば子どもも変わる」という考えを基本としています。

とはいえ、実際に子どもの暴力や暴言に対応するのは一筋縄ではいかないことを、親御さんも実感されていると思います。

何度言っても同じことの繰り返し…
強く叱ると余計に反発される…
無視するとさらにエスカレートする…

このように、どう対応しても「正解が分からない」という状況に陥ることがあると思います。

私たちは 「わがまま・暴力・暴言は、生まれつきの性格や精神病ではなく、これまでの経験や学習の成果である」 と考えています。

これは、GoTodayが子どものわがまま・暴力・暴言に対応する際に大切にしている考え方です。

子どもが感情的になったり、乱暴な言葉を使ったりすると、多くの親御さんは「性格の問題かも」「どうしてこんな行動をとるの?」と悩むと思います。

しかし、実は 「わがまま・暴力・暴言」には必ず理由があります。

つまり、

●「なぜ、この行動をとるのか?」を親が理解すること
その上で、適切な対応をとる

「親が変われば、子は変わる」という考え方を土台にこの2つの軸で、子どもの「わがまま・暴力・暴言」は改善していくことができます。

子どもの「わがまま・暴力・暴言」の背景にある2つの重要な考え方

ここで、子どもの行動の背景にある2つの重要な考え方をお伝えします。

❶子ども自身も「自分自身」を客観的に見れていない

ゲームに夢中になっている子どもに「そろそろ終わる時間だよ」と声をかけた瞬間…

💥 「うるせー!」と叫んで壁をドンドン叩く
💥 物を投げて激しく怒る

まるで ヤクザ映画のワンシーンのような勢いで怒り狂うこともあります。

親としては「ただ時間を伝えただけなのに、なぜここまで怒るの?」と疑問に感じるかもしれません。

しかし、子どもは 「今、自分がどれだけ感情的になっているか」を客観的に理解することができません。

大人でも、イライラしたときに冷静になるのが難しいことがありますよね?

子どもはさらに未熟なため、怒りに任せて行動してしまうことがよくあります。

「ゲームの時間は約束してたよね!」
「そんな態度をとるなら、もうゲームなし!」

こうした状態の子どもに 正論をぶつけても、受け入れられず、かえって反発を招いてしまいます。

だからこそ、まずは 「子ども自身が今、自分の感情をコントロールできていない」ということを親は理解し、冷静に対応することが大切です。

詳しい対策については後述しますので、『子ども自身は「自分自身」を客観的に見れていない』ということを頭に入れておいていただけたらと思います。

❷自分の気持ちをうまく言葉で伝えられず、暴言・暴力で意思を伝えようとしてしまう

子どもは、言葉の使い方をまだ十分に習得していない場合、特に強い感情を抱いたとき、「どう伝えればいいのか分からない」状態になりやすいです。

特に不登校の時は精神的な不安定さからより顕著になります。

その結果、

「自分の意思を伝える = 攻撃する」 と学習してしまう
「どうせ分かってもらえない!」と感じ、暴言や暴力になる

先ほどのゲームの例で考えてみましょう。

子どもにとっては 「え?今めっちゃ大事な場面なのに!!」 という感情が湧き上がっています。

本来なら、
💬「お母さん、それは困る!もう少し待って!」
と伝えたいところですが、 言葉で表現する力が足りず

💥「うるせー!!」

という暴言や攻撃的な行動になってしまうのです。

つまり、子どもは「自分の気持ちを言葉で伝える力」が育っていないため、 相手を攻撃して自分の意思を通そうとしているということです。

これは親が適切に対応することで改善できる部分です。

では、なぜ「言葉で伝える力」が育っていないのか?

冒頭でお伝えしたように、子どものわがまま・暴力・暴言は、生まれつきの性格ではなく、これまでの経験や学習の成果です。

つまり、子どもは「自分の気持ちをどう表現すればいいのか?」を、過去の経験や環境の中で学んでいくということです。

例えば…

💡 「泣き叫べば要求が通った」経験があると?
→ 「強く主張すれば思い通りになる」と学習してしまう

💡 言葉で説明するよりも、感情を爆発させたほうが早いと感じると?
→ 「とにかく怒れば伝わる!」と無意識に思い込んでしまう

💡 言葉で話す前に自分の気持ちを察して周りが動いてくれた経験が多くあると?
「言葉で伝えなくても、相手が察してくれるのが当たり前」 と学習してしまう

その結果、
自分の気持ちを言葉で表現する機会が減る
思い通りにならないと、「察してくれない!」と怒りが湧きやすくなる
周りが動いてくれないと、不満やストレスが暴言・暴力として表れる

🔹 親が先回りしないことが大切
このようにならないためにも、親が先回りしすぎず、子ども自身が言葉で伝える時間や機会を増やしていくことが大切です。

「感情を爆発させる」→「言葉で相手の気持ちを理解して伝える」にシフトできようになるために、GoTodayでは、親御さんの関わり方の変化を通じて、子ども自身が間接的に変化するような家庭教育支援を行っています。

親が先回りせず、子どもに「考える機会」「言葉で伝える機会」を与えることで、少しずつ自分の気持ちを適切に表現できるようになります。

最初はうまくいかなくても、繰り返し実践することで、

子どもが感情をコントロールできるようになる
暴言・暴力ではなく、言葉で意思を伝えられるようになる
人間関係でのトラブルが減り、家庭や学校での適応力が高まる

という変化が生まれます。

次に、『Gotodayの方針』をお話しします。

GoTodayの方針

GoTodayでは、子どものわがまま・暴力・暴言の解決に向けて、「親が変われば、子は変わる」という考えを土台としています。

つまり、子どもを変えようとするのではなく、「親自身の考え方や接し方を変えること」が基本であると考えています。

暴れたり、言う通りにしないと、さらに状況が悪化するのではないか?
どうすればこの状況を改善できるのか?
何が正しい対応なのか?

と、親御さんは悩み、不安を感じることが多いと思います。

GoTodayでは、こうした疑問や不安に対して、親御さんができるだけ負担がかからないように、具体的な対応方法を考えて対策を進めていきます。

電子機器の制限についての対応

親御さんの悩みの中でも特に多いのが、「電子機器の制限、どうすればいいの?」というご相談です。

GoTodayでは、学校の時間や深夜の時間にある程度制限をすることはありますが、「はい、没収!」と力づくで取り上げることはしません。

なぜなら、無理に取り上げると反発が強くなり、暴言や物に当たるといった逆効果を招くことがあるからです。

特にスマホは、中学生になるとほとんどのお子さんが持っているのが現状です。

だからこそ、「どうやって付き合うか」を教えること。単に制限をかけるのではなく、「ルールの範囲でどうすれば電子機器を使えるのか」という使い方を学びながら、子ども自身でうまくコントロールできるようにしていきます。

とはいえ、マニュアル通りにいかないことも多いのが電子機器の難しいとこ露です。

特に高学年や中学生になると、家庭ごとに対応の仕方も変わってきます。

GoTodayでは、それぞれのご家庭の状況をじっくり伺いながら、親御さんにとって無理のない形で電子機器の制限をかけられるよう具体的なアドバイスをお伝えしています。

わがまま・暴言・暴力があるお子さんの再登校・継続登校までの流れは次のように進めていきます。

わがまま・暴言・暴力を起こすお子さんの特徴として、「親の前では大爆発! でも、外ではおとなしい…」 ということがよくあります。

もちろん、すべてのお子さんに当てはまるわけではありませんが、このケースは非常に多く見られます。

例えば…「家では毎日のように大暴れしているのに、学校の先生には『静かでいい子ですよ』って言われるんです…」

これ、よくあることです。

このような暴言や暴力が起こるケースでは、「子どもの表面的な様子だけを見る支援」では不十分で、家庭全体を見て、親へのサポートも含めた全体的な支援が必要になると思っています。

GoTodayでは、以下のようなプロセスで、お子さんの再登校・継続登校をサポートしていきます。

《再登校・継続登校の流れ⬇︎》

1️⃣ 毎日の電話指導と会話ノートで、家庭内の様子を確認する

まずは、親御さんと毎日電話やメールでやり取りを行い、家庭内でどのようなことが起きているのかを確認します。

さらに会話ノートを活用しながら、親御さん自身が対応を振り返り、「こういう時はどんな心構えで接すれば良いか」 「どんな声かけがよかったか?」「どこを改善すればいいか?」 を具体的にアドバイスします。

これを毎日繰り返すことで、親の関わり方が少しずつ変わり、子どもの自立に向けて対応を変えていきます。

2️⃣ 親の対応を変えていく

子どもが暴言や暴力を使ってしまう背景には、「このやり方なら要求が通る」 という学習や、「自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手」 という課題があることが多いです。

そのため、まずは親御さんが次のポイントを意識して対応を変えていくことが大切になります。

毅然とした対応をとること(感情的にならず、冷静に対応する)
わがままを通さず、正しい意思の伝え方を教えること
子ども自身が気持ちを言葉で伝える機会を増やすこと

ここで、お子さんが 自分の感情をコントロールする力自分の気持ちを言葉で伝える力を身につけることができれば、学校に復帰した際に非常に役立ちます。

学校は、さまざまな価値観を持つクラスメイトと過ごし、共に学ぶ場です。

違う価値観を持つ相手とぶつかることもあれば、意見を調整しながら関係を築いていくことも求められます。

そのときに、自分の気持ちを冷静に伝えたり、相手の気持ちを理解したりする力があれば、よりスムーズに学校生活を送ることができるようになります。

だからこそ、家庭の中での関わりを通じて、子どもが少しずつ成長していくことが大切なのです。

「親が変われば、子どもも変わる」 という考え方を土台にしながら、子ども自身が感情をコントロールし、適切な行動をとれるようになるための環境づくりを進めます。

3️⃣ 子どもが落ち着いた段階で、再登校のきっかけをつくる(支援開始から約2.3ヶ月目)

親御さんの対応が変わり、家庭内での対応が安定してくると、子どもにも少しずつ変化が現れます。

そこで、次のステップとして、学校復帰の準備を進めていきます。

この段階では、以下のサポートを行いながら、登校のハードルを下げ、無理なく学校に向かえる環境を整えていきます。

第三者(支援者や学校関係者など)が子どもに会い、登校のきっかけをつくる
→ 親以外の年齢の近い大人と関わることで、客観的な視点を持ちやすくなり、登校に向けた前向きな気持ちを引き出します。

登校への心理的なハードルを下げるための働きかけ
→ 勉強面や友人関係の不安を減らすために、学校での過ごし方を具体的にイメージできるよう、本人の希望があれば家庭訪問や学校見学を行いサポートします。

無理に登校を急がせるのではなく、子どもの気持ちを確認しながら自然な形で再登校へとつなげていきます。

4️⃣ 再登校後も、親が継続的な対応を学びながらサポート(支援開始から約3.4ヶ月目〜)

GoTodayが特に重要視しているのは、「教室へ遅刻や早退なく、送り迎えなしで継続登校すること」です。

再登校したからといって、すぐに安心とはいきません。

学校生活に慣れていく過程で、親御さんもさまざまな不安や疑問を感じることがあります。

そこで、GoTodayでは再登校後も毎日の電話やメールでサポートを継続しています。

親御さんが家庭内で適切な対応を続けられるよう支援していきます。

5️⃣ 継続登校に向けて、子ども自身が「自立」していく環境を整える(支援開始から約6ヶ月〜1年)

最終的には、「親の関わり方が変わることで、子どもが自立し、感情を適切に表現できるようになる」 ことがゴールです。

親が適切な関わり方を学ぶことで、子どもがわがまま・暴言・暴力ではなく、自分の気持ちを言葉で表現できるようになる

先回りしないことで、子ども自身が問題解決能力を身につける

「親の前で大爆発」していた子どもが、少しずつ家庭の中でも落ち着けるようになり、学校でも自分をコントロールできるようになる

このプロセスを通じて、ただ再登校するだけでなく、学校生活を継続していけるようにサポート していきます。

事例・体験談

子どものわがまま・暴力・暴言でご相談を受けた事例と親御さんから再登校後にいただいたメールを紹介します。

中学3年生・男子のケース

2年間不登校・昼夜逆転し、ゲームの制限をすると暴れたり、家出をしていました。

不登校の状況

中学3生のお子さんのケースで、支援開始前「子どもの昼夜逆転があり、パソコンの制限をかけると大暴れしたり、家出して困っている」というご相談を受けていました。

支援開始前、子どもがゲームを辞めず昼夜逆転していたので、子どもとの話し合いの上、夜24時以降は使えないように制限をかけたそうです。しかしそのお子さんは、「こんな家出て行ってやる!飛び降りて死んでやる!」と言い家を飛び出て行ったようです。

支援開始以前は、親御さんが子どもを追いかけて探しに行き、家に戻って来るようにと話をしていたようです。

子どもは「制限を解除してくれるなら家に帰る」と言って、親は「規則正しい生活するなら制限を解除する」と話し、本人もわかったと言い、家に帰ってきたそうです。

しかし、数日経つとまた元通りの昼夜逆転の生活に戻ってしまい、このやりとりを何度も繰り返してきたそうで、どうしたら良いかと相談を受けていました。

私たちは指導を開始しまして、まずは規則正しい生活に戻すために親はどのように子どもに対応したら良いかをお伝えしていきました。

規則正しい生活と言っても、昼夜逆転の生活からいきなり戻そうとするのではなく、最低限、朝は学校に間に合う時間には起きて夜は24時までには寝るということを親御さんから話していただきました。(伝え方はこのような言い方ではなく、お子さんに合った言い方に変えます)

朝から夜24時まではゲームはできますので、制限といってもパソコン・ゲームは1日10時間以上はできます。

子どもが暴れるので制限をかけるのができないと言われる親御さんもいらっしゃいますが、24時以降は規則正しい生活をするためにゲームやパソコンをしないということで、パソコン・ゲームは1日10時間以上はできていて常識的に見ても厳しくはないので、ここを親が毅然と子どもに伝えられるかで大きく変わってきます。

また私たちは、制限やルールを子どもに伝えるときは、突然「今日から」というやり方ではなく、必ず、数日前に前もって子どもに宣言してから開始します。言い方やどのくらい前もって伝えるかは子どもの性格や状態によって臨機応変に変えていきます。

そして子どもが拗ねて家出した時、「親は追いかけず、何事もなかったかのように振る舞っていれば良いですよ。今までと同じ対応していては、何も変わりません。わがままは通らないことを親が態度で示し、親としての対応をしていかないといつまでも子どもも変われません。」とお伝えしていました。

実際にこのお子さんは、家出をして1時間も経たずに帰ってきて、「なんで親なのに心配しないのか!」と帰ってきました。

その後も3日間続けて家出をしましたが、4日目からは子どもが折れて時間を守るようになり、規則正しい生活をするようになりました。その時子どもが言った一言は「親のせいだと言って死ぬなんて馬鹿馬鹿しくなった」と言っていたようです。

そして、今度は妹が遅くまで起きていると「時間を守らないとダメだぞ!」と今まで昼夜逆転していた本人が妹に話をしていたそうです。

根気強く「今までのお母さん(お父さん)とは違うというんだぞ」という態度を親が示したことや、子どもが自立と協調性、社会や家庭での善悪と常識を親が態度や背中で正しく教えることで子どもも変わってきました。

そして暴力・暴言だけではなく、数ヶ月お風呂や歯磨きもせず、食事も時間をずらして家族と別々に食べていましたが、このようなことも支援開始してから1ヶ月も経たないうちに、ほぼ毎日風呂、歯も磨くようになり、食事も家族の時間に合わせて食べるようになりました。

このお子さんは暴れたり、暴言があり、2年近く不登校期間がありましたが、支援開始から3ヶ月で再登校し、約2年近く不登校期間がありましたが、再登校後も継続登校して全日制の高校に入学し毎日登校しています。


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小学3年生・男子のケース

妹や弟が楽しそうに遊んでいるだけで怒り、クッションや棒をもって暴れたり、トンカチを投げたこともありました。

不登校の状況

こちらのお子さんは弟妹だけではなく祖父母や周りの大人にも暴言がありました。そして幻聴や幻覚、死にたいと訴えていました。

他にもこのような症状がありました。

  1. 先生の怒り声も自分に向けられているように感じる
  2. 他人の言動がとても気になる
  3. なので大きな集団の中でとてもストレスを感じる
  4. 音楽で頭が痛くなる
  5. 受け取りは過敏だけど、自分発信には無頓着である。
  6. 運動機能に偏り
  7. バランス系はとても得意だが、鉄棒、縄跳び、ダンスなどすごく苦手
  8. 食べ物の偏食

子どもが幻聴や幻覚、死にたいと訴えていまし言っていると、精神的におかしくなったのではないか?と思われる親御さんも少なくありません。

こちらの親御さんも病院に連れていき発達障害の自閉スペクトラム症と診断されたとのことですが、解決策は言われなかったようです。

不登校の子どもは将来に対しての不安や心配、イライラ、周囲からのプレッシャーから精神的に不安定になっていることが多く、暴れたり、暴言を吐くこともあります。

一時的に不安定になっていると考え、精神的な病気ではないと考えています。

精神科や心療内科など、診察を受けたとしても親の関わり方が変わっていないと根本的な改善していないことがわかります。

実際に登校し始めてからは、上記に書いた不登校当時の症状は無くなっていることから分かるように、不登校児の場合は精神的な不安からくる症状であり、病気でないことがほとんどです。

私たちは親が変われば子は変わる。という考えで親がどのように変われば良いのかを具体的にお伝えしていきます。

子どもを変えようとはしません。

“家の中でもパーカーをいつもかぶり、青白くむくんだ顔をして、リビングのソファーを占拠し、夜もテレビをつけたままソファーで寝ていました。”

このようなお子さんが、親の対応を変えることで、少しずつ落ち着き、弟妹の面倒を見るようにまで代わっています。

子どもが不登校や暴れたり、暴言をしていると弟妹までにも影響が及びますので、1日でも早い対策が必要だと考えています。

登校後、お母様より

○月○日 息子が再登校しました。

不登校になる前は、とても明るく元気な男の子だったのですが、夏休み明けから気持ち悪い、めまい、腹痛、を訴えて早退することが多く、微熱も続いていて自律神経失調症の症状がありました。

三学期はじめにインフルエンザで1週間お休みをしてから、学校にはもう行かない。

学校やめたといい、自宅にいるようになりました。

不登校になってからは、妹や弟が楽しそうに遊んでいるだけで怒り、おもちゃを何度も隠したり、妹に手をあげたり、クッションや棒をもって暴れたり、トンカチを投げたこともありました。

祖父母や周りの大人の言葉に過剰に反応して怒り狂って暴れたこともあります。

幻聴、幻覚を訴えたり、死にたいと言ったこともありました。

子供が精神的におかしくなったのではないかと思い、病院につれていきました。

そこでは簡単な問診で、あっさりと「発達障害の自閉スペクトラム症ですねー」と診断されました。

7月に詳しく検査をする、半年間は休みなさいと言われたのと、また学校に行ったら同じようになると言われました。

病院では治療は何もできないとも言われ、スクールカウンセラーにも相談しましたが、悩みは聞いてもらえるものの、具体的な解決方法については何も教えてもらえませんでした。

夫婦でいろいろな本を読みあさり、試してみましたが、どれも不登校の解消に決定的なものはなく、子供のわがままは増すばかりでした。

学校にいかず、わがまま放題の兄のイライラの捌け口になってしまった妹が精神的に心配で、不憫で、従姉妹の家や、おばあちゃんの家に泊まりに行かせたりして、

なんとか楽しいことをさせてあげようと思いましたが、そのうちに妹も幼稚園に行きたくないと言い出しました。

みんな普通に学校に行っているのになんでこうなるんだろう。

家庭ってこうやって崩壊するんだな。もうどうしたらいいかわからない。

子供が暴れたりしたときは本当に悲しくなりました。

そんなとき、主人があるブログに出会いgotodayさんのことを知りました。

再登校率100%なんて嘘では?変な団体なんじゃ?と思いましたが、そんなにはっきりと再登校が可能と言い切るなら、騙されてもいいから話だけでも聞きに行こうと思いました。

再登校までの明確な方法は今まで誰も教えてくれなかった

親の対応を変えることなら私達にもできるのではないか

不登校の息子を受け入れはじめ、家庭も明るくなってきた頃でしたが、このまま息子が楽しい学校生活を送れないなんて悲しすぎる。。

gotodayさんのやり方を試してダメならまた考えよう、そう思って、お願いすることにしました。

ご指導していただいたように親の対応を変えると、すぐに息子の様子が面白いくらいに変わってきました。

本当に何にもしなかった息子がとても自発的に、積極的に変わりました。

お友達と自宅以外でも遊べるようになり、公園に出かけていったり、今までは苦手だったお友達とも、仲良く遊べるようになりました。

近所の大人に叱られても素直に聞けるようになりました。

妹や弟にも優しくなり、下の子が困って泣いていたら、以前は「泣くな。うるせー!だまれ!」といったりしていたのに、「お兄ちゃんがやってあげるよ。どーしたの?」と優しく声をかけ助けてあげたり、兄妹喧嘩をしても、子供たちで勝手に解決して、仲良くやり取りをする姿がみられるようになりました。

お風呂にはたまにしか入らない、歯磨きは全然しない。家の中でもパーカーをいつもかぶり、青白くむくんだ顔をして、リビングのソファーを占拠し、夜もテレビをつけたままソファーで寝ていました。

そんな息子が再登校の前日、学校に早く行きたい給食なにかな?学校に行くの楽しみだな。といい自分のベッドで寝ました。

当日の朝は、自分から準備をして、お友達の家に自分から向かいました。

すたすたと歩いて登校する息子をみたとき、数ヶ月前は学校の側にも行けない子だったのにと思いだし、うわー、本当にいけるんだ。と驚きました。息子が家を出たあと、すぐにはあまり実感がわかなかったのですが、買い物から帰ってきたら、半年間子供が占拠していたリビングのソファーはひろく、がらんとしていて、あーいないんだな。

本当に学校に行けたんだなあ。としみじみ思いました。

下校時刻に帰宅したときは、汗だくで、真っ赤な顔をして、「外あちーよ」っていいながら、お友達まで連れて帰ってきました。

小学生らしくていいな。元気になって良かったな。

こんな我が子にまた会えるなんて。

幼稚園生の妹ですが、兄の回復のおかげで、兄のことが好きになり、ベッドで1人で寝れるようになり、身支度、幼稚園の準備、お片付け、お風呂、歯磨き、など、少しの声かけだけで全部自分でやるようになってしまい、幼稚園に楽しそうに通うようになりました。

親の対応1つでこんなにも子供が変化するのかと実感しています。まだ再スタートははじまったばかりです。

息子や娘の頑張る姿をみて、継続登校ができるように、私は私の役割をしっかりとやっていこうと思っています!

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中学3年生・男子のケース

生活リズムがめちゃくちゃに崩れ、夜きちんと寝るように私が口を出すと家で暴れるようになりました。

不登校の状況

こちらのお子さんは、自分で進学塾に行くと言っていたようですが、本当の気持ちはどうだったのか?を考え、私たちの考えを親御さんに話をします。

親御さんからお子さんの話を詳しく聞いていると、どうやらお子さんの言動は、親の喜ぶ顔が見たいという思いがあったようでした。

つまり、自分の気持ちを押し殺して、親の期待に応えようという気持ちからだったと考えます。

それは、お母様からの言葉にあるように、今までお子さんに失敗させまいと先回りして手出し口出ししてしまっていたからです。

暴れる以前に、中1の時に、朝起きづらい、起きても頭痛、倦怠感、立ちくらみを訴え受診もしていました。

起立性調節障害との診断を受けたようですが、詳しい検査はその後面倒くさい、良くならないとの本人の気持ちがあり、受診拒否で受けていませんでした。

私たちの指導を開始する時には、他の通院は考え方が180度違い、親御さんやお子さんが混乱するため辞めていただいております。

精神科や心療内科などは、主に子どもを診察し、子どもを治療するという考え方です。

Go Todayは親が変われば、子は変わるという考えで、主に親の考え方・対応を変えていくので、全く考え方が違うのです。

子どもの暴力・暴言を改善していくためには、まず、この親が変わるということを基本に考えることがとても重要です。

“学校へは遅刻と欠席が増えていきました。生活リズムがめちゃくちゃに崩れ、夜きちんと寝るように私が口を出すと家で暴れるようになりました。”

こちらのお子さんは、親御さんが夜寝るように口を出すと暴れていたということです。

子どもが暴れたり、暴言をするケースでは、親御さんが朝から晩まで子どもを監視したり(親御さんは自覚がない)、正論を言ったりしているケースが多く、子どもが考える時間がない場合があります。

例えば、あなたも実の母親や父親、もしくは夫、妻から~しなさい、~した方が良いんじゃないか。と正論を言われると、素直に受け入れられないことはないでしょうか?

子どもも同じで、特に不登校の期間は子どもも不安やイライラで落ち着いていないので、まず親は子離れを意識して、子どもと距離を置き、考えさせる時間を持たせることが必要になります。

そして、失敗するとわかっていても、手出し口出ししないように指導し、心がけていただきました。

そのようにして、親からの会話を最低限の声かけに減らすことで、子どもも受け入れる余裕ができます。そうすることで、親の言葉は子どもにも受け入れやすくなります。

その後、何日かして、お子さんの方から、「安定して学校へ行きたい、塾へも戻りたい」と言ってきたのです。

どの家庭も色んな事情がありますが、子どもが暴れたり、暴言を吐いたりしていても、私たちは特殊だと思っていません。

子どもたちは、親が口出し手出ししなければ、自分で考え行動します。

子どもは、失敗から何かを学び、成長の糧にできる力を持っています。

Go Todayの考え方を基本に「子どもは子ども、親は親」という割り切った対応していき、子どもに振り回されなければ、暴力暴言も収まり改善してきます。

登校後、お母様より

中学2年になったばかりの頃、大手進学塾に自分から行きたいと言い出し、早めの高校受験対策が始まりました。毎回出される大量の宿題、成績順クラス分けテストに追われ、徐々に夜中起きているように。

徹夜もしてました。

そして朝起きれなくなりました。学校へは遅刻と欠席が増えていきました。

生活リズムがめちゃくちゃに崩れ、夜きちんと寝るように私が口を出すと家で暴れるようになりました。

次第に昼夜逆転し、学校はずっと欠席、勉強どころかスマホでゲームだけの生活になっていました。

暴れるのが怖いのでそのままにしています。

中学には戻れるのか、高校へは行けるのか、私は心配で精神的に行き詰まり、どこにも相談出来ず、涙ばかりが出ます。

同じような経験をされて復学された方のブログからこちらを知り、面談ををお願いしたいとご連絡しました。

■指導を受け始めて■

指導が始まってからは、毎日その日の様子を聞いていただきました。そして、私の対応が間違っていたことを的確に指摘して、どうしたらいいのかを具体的に教えていただきました。

私は余計な心配をし、子どもに失敗させたくなくて〇〇ばかりしていたのです。

おっしゃる通りに、本人に任せ失敗すると分かっていても〇〇していくことは、私にとっては、本当に、本当に、辛い修行でした。

1ヶ月ぐらい経ったある日、「お母さんが変わらなかったら登校指導には行けないよ」

先生からそう言われたときには、愕然として、まだまだ私が駄目なんだ…と落ち込みました。

数ヶ月経っても登校指導の話もありませんでした。

いつ来てくださるのか、よっぽど私は出来が悪いんだ、変わらないと!と必死でした。

ところがそれから何日かして、息子の方から、「安定して学校へ行きたい、塾へも戻りたい」と言ってきたのです。本当に驚きました。すぐに報告し、ご指示通りに動きました。

お子さんによってそれぞれで、学校に戻ることは本当に簡単ではないと重々分かってはいます。が、うちの場合は、余計な口出しをやめ、見守ることで、結果的に本人の気持ちを引き出し、学校へ行きたいと言葉に出すことが出来たのです。  

息子の性格を見極め、自分から言い出すことを始めから見越していらしたのです。本当にすごい、これこそオーダーメイドなんだ、と思いました。

高校受験を迎えるまでも、他のお子さんのように、登校は安定した…、という訳ではありませんでした。腹痛、肺炎、サボり、怪我、夜遅く出て行ってしまう、、などなど。欠席もありました。

でも、諦めず、毎日毎日お電話で話を聞いていただき、ご指導いただきました。

ご指導されたことを実行していきました。

そうするうち、時間はかかっても、息子は受験する高校を自分で決め、私に話してくれるようになりました。

受験の日も自分で準備をして出掛けて行きました。欠席日数が多く、何回も落ちましたが、息子は試験を受け続けました。そして最後の最後に、絶対受からない!と言われた第一志望の高校に合格することが出来たのです。夢のような話です。学校の先生も驚いていらっしゃいました。

親だけではこんなには待てなかったし、息子が自分で受験を乗り越えることはなかったと思います。 

こんな結果が待っているとは、今でも信じられず、本当に感謝しかありません。

指導卒業後

今、高校2年生になりました。毎日学校に行っています。 

何時に学校に行っているのか、いつ帰ってくるのか、試験はいつあるのか、などなど私は全く知りませんが、心配はしていません。

本人に任せて大丈夫!失敗してもそれもいい!と心から思えるようになりました。

3年前泣いていたのが嘘のように私は毎日笑っています。Go Todayさんにお世話になって本当に感謝しております。

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中学3年生・男子のケース

包丁を持ち出し、暴力を落ち着かせる為に薬が処方されましたが、家庭内暴力はおさまりませんでした。

不登校の状況

こちらのお子さんは、6年生の秋から不登校になりましたが(支援を受けた当時は中学3年生)、親御さんは小学校3年生の頃から、暴言や親兄弟への暴力に悩んでこられました。

Go Todayの支援を受ける前は、自治体の教育相談窓口に暴力を相談すると児童精神科のクリニックに行くように勧められ、通院を始めたそうです。クリニックでは、発達障害と診断されて薬も処方されていました。

しかし、6年生になる頃には、改善するどころか暴力は次第に激しくなり、包丁を持ち出すこともありました。

そのようなことがあった6年生の秋に、息子は突然学校に行けなくなっています。

医師からは暴力を落ち着かせる為に薬が処方されましたが、不登校のまま、家庭内暴力はおさまらずに中学生になりました。

このようなお子さんのケースは珍しくありません。子どもの暴力や暴言は通院や服薬を行うだけでは改善していません。

医師からは「本人のエネルギーが溜まるのを待ちましょう」と言われて、息子は更にゲームに依存していったそうです。

以降も褒める方法を取り入れたり、お子さんは私の声がけを嫌がり、暴力が続きました。 

親御さんは対応が分からないので、仕方がないのですが、子どもの言動に振り回されてしまっています。

五月雨登校だったお子さんは中2の冬に完全不登校となりました。子どもは昼夜逆転の生活を送り、一日のほとんどを自室でゲームをして過ごしていまたした。

指導開始から登校までのお子さんの変化を見てわかるように、親の対応を変えることで、子どもは暴力暴言も収まり、前向きになっている様子がわかります

子どもは、誰しも自分の親を殴りたいとは思っていないはずです。

そしてどんな親でも、子どもには楽しく自立した人生を送って欲しいと思っていて、誰も子どもを苦しめようとして、接しているわけではありません。

しかし、頭ではわかっていても、ほとんどの親御さんが、やっていることは真逆のことをやっているのです。

親は親、子どもは子どもの人生という子どもとの距離感の取り方が上手く行っていないのです。

なので、子どもが暴れているケースでは、特に親子間の距離が近い場合が多いので、そこを年齢相応の親子間の距離を保てるように指導していきます。

最近は、子どもの気持ちに寄り添ってあげなくてはいけないと思っている親御さんが多くいらっしゃいますが、子どもの悪い言動にも寄り添ってしまうと、わがままや甘え、は許されると勘違いしてしまいます。

子どもの暴力や暴言を抑えるには、親が「沈黙」することです。親が黙っていると、子どもは「なんかよくないことしたかな」と自分の行動を振り返るのです。

親が介入しなければ、自分の意思で良い方向に進んでいくのです。

登校後、お母様より

指導を受け初めて毎日親の対応を学び、その通り息子へ対応すると、息子にすぐに変化が現れて、何年も苦しんできた暴言・暴力が嘘のように消えました。 

息子には病院も薬も必要が無かったのです。

親が変われば子が変わるということを実感できました。

おかげ様で私自身も心穏やかに生活が送れるようになってきました。

息子が直接指導を受けると息子は今まで抱え込んできた辛さを先生に理解してもらえたことで、とても素直になっていました。

再登校が決まると息子は別人のようにしっかりするようになり、散髪に行ったり、登校に向けて準備を進めていきました。

たくさんのスタッフの方々のお力添えのおかげで、息子は学校に戻っていくことができました。本当にありがとうございました。

朝は自分で起床し、時間になると身支度を整えて登校していくようになりました。夏休み明けも登校できるか不安でしたが、しっかりと登校していきました。

その後、再び欠席するようなことがあっても、サポートしていただき段々と継続登校することに自信がついてきました。

息子は希望する高校を受験し、無事に合格をすることができました。3学期に入り一度も欠席することもなく、元気に継続登校をしています。

また、親自身も子供から離れて自分のことに目を向ける時間を持つようになり、子育てがとても楽になりました。

親子関係も少しづつ改善がみられるようになり、一緒に必要な買い物に出かけたり、家族で食卓を囲むようにもなってきました。

振り返ると、息子への対応方法がわからなかった私が、「しっかり育てなければ」という気持ちで病院等に相談し、息子に合わない対応を続けて発達障害や不登校にしてきてしまったということです。

私はGoTodayに巡りあい、息子に合った親対応の指導を受けることができ、家族を救っていただき本当に感謝しています。

これからも継続登校ができるように教えを守って子供を見守っていきたいと思います。

今後もご指導のほど宜しくお願いします。

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GoTodayの復学支援

子どもの暴力や暴言の問題は、「見守っていれば解決する「これをやればすぐ解決する!」 という単純なものではないですよね。

解決策は 子どもの数だけあり、一つの方法がすべての家庭に当てはまるわけではないと考えています。

特に、暴力や暴言は親だけでなく、兄弟姉妹にも影響を及ぼすことが多く、親御さんだけで対応しようとしてもうまくいかず、かえって問題がこじれてしまうこともあります。

GoTodayでは、各ご家庭の状況を丁寧に面談でお伺いし、それぞれのお子さんに合った対応策を考え、具体的な指導を行っています。

 「手がつけられない」「もうどうすればいいかわからない」 と思うほど悩んでいる親御さんがいれば、諦めずに一度ご相談ください。

ひとりで抱え込まず、一緒に解決の道を探していきましょう。

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