中学生の不登校は小学生と違い、勉強や受験、イベントも多く、そのプレッシャーから不登校になるケースも少なくありません。
親として大きな心配や不安を感じることと思います。
不登校になる理由についても簡単に触れながら、このページでは、中学生の復学支援の具体的な事例や体験談を紹介しています。
ぜひ、他の親御さんが不登校を乗り越えた体験談を参考にしていただき、あなたが一歩踏み出すための手助けとなることを願っています。
小中学生復学支援GoTodayでは、不登校克服を専門に、小中学生のお子さんの不登校でお悩みのご家庭に「親が変われば、子は変わる」という考えに基づいた支援を提供しています。
2018年から活動を開始し、毎年約40名のお子さんが当支援を通じて復学しています。GoTodayでは、遅刻や早退をせずに毎日教室に通えるようになるまで、復学期間を約3〜4ヶ月以内で教室への復帰を行えるように支援を行っています。
復学後も継続的に登校できるよう、ご家庭に合ったサポートを続けています。
GoTodayについての詳細は、こちらをご確認ください。
最終更新日:2024年8月16日
中学生の不登校の傾向と特徴
小学生の不登校の傾向と特徴は以下の通りです(令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について)
- 無気力・不安 (52.2%)
- 生活リズムの乱れ (10.7%)
- いじめを除く友人関係をめぐる問題 (10.6%)
- 学業の不振 (5.8%)
上記のデータがありますが、約半数が「無気力・不安」を原因としており、多くの中学生は自分の不登校の理由を自覚できていないことが多いです。
その理由は不登校の多くのケースでは、中学生の「自立心や社会性の不足」「こだわりの強さ」などが原因で学校生活へのストレスが関係しているためです。
身体症状(例:朝起きられない、お腹が痛い)は、不安や友人関係の問題に関連することが多く見られます。
親が原因を探るためにフリースクールや通院を考えることもありますが、根本的な解決にならず、子どもの発言をそのまま信じるのは慎重であるべきです。
また、中学生の不登校の傾向として小学生の時に不登校の経験や行き渋り等がある中学生が多く、環境の変化や人間関係の複雑化により、中学生になると再び不登校になることが増えます。
不登校の原因を追求するよりも、子どもの自立と社会性を育むことが重要です。
事例・体験談の紹介
それぞれのケースの不登校の状況と登校後の様子について紹介します。
Go Todayでは、様々なケースの中学生の不登校復学事例があります。
ここでは、その中からいくつかの具体的な事例を紹介し、各家庭がどのように不登校を乗り越え、復学したのか体験談をお伝えします。
3年以上長期不登校・人と接することを嫌がり、引きこもりが悪化していました。
不登校期間は小学校4年生から6年生までの3年以上です。
転校を機に不登校になり、一度も学校で授業を受けることなく小学校を卒業しました。
卒業アルバムや卒業式にも参加せず、人と接することを嫌がり、引きこもりが悪化していました。
ほとんど家から出ない状態でゲームやYouTubeを見て1日を過ごし、昼夜逆転したり戻ったりを繰り返していました。
親子関係は普通でしたが、本人には復学の意思がない様子でした。
勉強が遅れることに不安を感じていましたが、それ以上に外に出ないことや人との関わりがないことが一番の不安でした。
なぜ学校に行けないのか、何をすれば学校に行ってくれるのか、三年間悩み続けましたが答えは出ませんでした。
家族だけで向き合っていくには限界がありました。
母親である私は、子どもへの執着を手放すことができました。
今までは、子どもの問題は全て親の問題だと勘違いし、子どもがつまづく前に石を取り除いて、子ども優先の子育てをしてきました。
しかし、子どもの問題は子ども自身が経験して解決していくものであり、親ができることは「美味しいご飯を作って見守ることくらいだ」と気付かされました。
子どもは、親から余計な口出しをしなくなったことで、自分で考える時間が増えたように思います。
指導開始から約2ヶ月で再登校し、まだ不安定な日もありますが、学校を休むという考えがなくなりました。
勉強はまだこれからですが、友達もたくさんできて楽しく登校しています。
登校開始してから数回休むことがありましたが、その都度親子共に指導を受け、登校開始してから10ヶ月継続して登校し、春休みを迎えることができました。
以前は、車で、心身ともにギリギリの状態の子を送って行っていたのがウソのようです。
中学1年の夏休み明けから、朝が起きられず五月雨登校が始まり、1週間単位で休むこともありました。
学校に行ける場合も、昼過ぎに車で送って行く毎日でした。そんな状況でも「まだ行っているから良いか?!」と思っていましたが、2年生になったら全く行かなくなってしまいました。
日に日に元気がなくなり笑顔も消え、ずっと寝ていて外との関わりが一切なくなりました。
学校や先生からの連絡も拒否し、このままどうなっていくのかと不安でした。
いろいろな情報で目にするのは「好きなことをさせて見守りましょう」「いまは休む期間だからゆっくりさせましょう」というものばかりでした。
そうか、何もせずにゆっくりさせてみようかとも思いましたが、不登校の生活がますます拗れていく一方でした。
お風呂に入らない、ご飯を食べない、話さない、とにかく暗い状態が続き、本人も「本当は学校に行きたい…」とポツリと言うこともありました。
そこで、行ける方法を考えようと思い、GoTodayさんの体験談を書かれた方のブログを読みました。
ホームページや書籍も読み、納得することばかりだったので、思い切って面談の手続きをしました。
私は息子のことが気になり過ぎていましたが、今は「本人に任せておけば大丈夫」と思えるようになり、息子も明るく活発になりました。
これまでは学校の話をほとんどしない子でしたが、復学後は学校の話をよくしてくれます。
いつも楽しそうで、友達にも恵まれているようです。
以前は車で心身ともにギリギリの状態の子を送って行っていましたが、今では毎日元気に自転車で通学しています。
本当にお世話になりました。お願いして良かったです。
朝起きると「体調が悪い」と言い、昼夜逆転し、自分の髪の毛を抜いていました。
娘は中学校に入学した翌日から「学校に行きたくない」と言うようになりました。
数日後、朝起きると「体調が悪い」と訴え、病院で心因性によるものと診断されました。
友達がいない不安からだと思い、無理やり制服に着替えさせて学校まで車で送っていました。
1学期の期末テストの翌日から学校を休み、夏休み明けも教室へ行けず不登校になりました。
時々学校の相談室には行きましたが、教室へは行けませんでした。
スクールカウンセラーや病院の先生に相談しても変わる様子はなく、GoTodayに依頼するまでの不登校期間は約1年3ヶ月でした。
毎日学校へ行けないことが最大の悩みで、娘の将来に不安を感じていました。
昼夜逆転し、夜中はスマホやパソコンでゲームをしたり動画を見ていました。
また、自分の髪の毛を抜くことがあり、部屋に髪の毛がたくさん落ちていることも気になっていました。
GoTodayは世話になった知人の紹介で知りました。
「自分から動き出すのを待ちましょう」という考え方に限界を感じ、サイトや本を読んで納得できたため、思い切って面談を申し込みました。
夫は最初反対していましたが、娘への対応について話し合った結果、最終的に同意してくれました。
以前の私は過保護・過干渉で口うるさい親でしたが、指導のおかげでこの考え方が変わりました。
口を出すことを抑えて待つことができるようになり、娘が失敗しても「いい経験をしたね」と思えるようになりました。娘も自分で考えて行動するようになり、「ママが言ったから…」ということがなくなりました。
現在娘は中学3年生で受験生です。学校に行っていなかった期間の勉強を取り戻すために自分で塾を選び、通い始めました。
行きたい高校も自分で決め、おかげさまで行ける見通しが立ちました。
娘は「あの日のこと(登校するきっかけになった日)、感謝している」と言い、通知表の「欠席0」を嬉しそうに見せてくれます。
「親が変われば子は変わる」は本当でした。
たくさんのことを教えていただき、気付かせていただいたこと、GoTodayの皆さんに感謝しています。
そして、そのきっかけを作ってくれた知人にも感謝しています。本当にありがとうございました。
自閉症スペクトラムと言われ、五月雨登校していました。
我が家の場合、娘は五月雨登校をしており、登校できていた時期もあったため、最初は深刻に考えていませんでした。
しかし、学校に行こうとすると体調が悪くなったり、眠れなかったり、不安なことを聞いてほしいと夜中に私を起こすようになりました。
困った私は、スクールカウンセラー、児童相談所、心療内科、講演会などさまざまなところに相談しましたが、「疲れているから休ませてあげて」「途中からや放課後だけでも登校できたらいい」「一緒にお料理をしたり楽しい時間を作って過ごしてあげて」「褒めて、スキンシップを多くして、認めて、褒めてあげて」といったアドバイスばかりでした。
医療機関では、自閉スペクトラムだと言われ、薬の服用を勧められました。
それを守っていると登校できなくなり、事態は悪化する一方でした。
学校に行かなければならないと頭では分かっているのに、学校に行けない日々が続きました。そんな時に友人からGoTodayの復学支援を紹介され、ご指導をお願いすることにしました。
支援を受けて気づいたことは、今までのアドバイスとは正反対でした。
今思えば、子どもと表裏一体となり、ひどい状態でした。
先回りして失敗を経験させず、すべて親がやっていたので、娘は何もできない子になっていました。
そのことに気づかせていただき、心から感謝しています。
一歩下がって客観的に自分が見えるようになると、分かることがたくさんあります。
最初は不安でいっぱいでしたが、登校できるようになった今、本当に幸せです。
紹介してくれた友人、支えてくれた皆さん、そして子どもが自分の足で立って前に進むチャンスを与えてくださったGoTodayに感謝しています。
「お母さんが諦めなければ必ず学校に戻すことができる」と言っていましたが、本当にその通りでした。
親が一生子どもを守れるわけではありません。一人前の人間に育てることがゴールなので、継続登校を目指していきたいと思います。
起立性調節障害と診断、昼夜逆転し友達が来ると震えていました。
中学に入って息子は起立性調節障害と診断されました。
学校のスクールカウンセラーから頂いた対応ガイドライン通り、身体の病気として息子の気持ちに寄り添うように努力しました。
しかし、息子は外に出ることが怖くなり、昼夜逆転し、お友達が誘いに来ると震えるようになりました。
これは大変なことになったと思い、不登校の本を読み、親の会やセミナーにも積極的に参加しました。
皆さんから「お母さんのせいではない。今はお子さんのエネルギーが溜まるのを待ちましょう」と言われましたが、息子は日に日にわがままになり、弟へのあたりも強くなり、家族でいることが限界だと感じるようになりました。
毎日ネットで情報を収集していると、トンネルを抜けたと書いてあるブログに出会い、藁をも掴むつもりでGoToday様に面談を申込みました。
「これでダメなら…私が責任をとる」と思い、失うものはないと決意しました。
支援が始まり、毎日指導通りにしていると、先に学校に行っている弟に変化が現れました。
数週間で目に見えてイキイキとし、学校や習い事を楽しむようになりました。
不登校の兄は1ヶ月半で「学校に行く」と言い出しました。半年以上学校に行っていなかったのに、息子が再び学校に行く意欲を見せた時は驚きました。
登校日を決める話し合いに来ていただき、きめ細かなサポートを受け、息子は親の力を借りずに学校に戻ることができました。
学校に戻った息子はクラスでは友達に囲まれ、休みの日は暗くなるまで遊びに行き、学校の宿題があると夜遅くまで頑張る日もありました。
ある日、「俺、人生楽しんでる」と言われた時は泣きそうでした。
息子が「母に心配しなくていいよ」と言っているようでした。世界の色が変わったように感じました。
私自身も変わりました。
友達とランチやヨガに行き、ハイキングを始め、美容室に行きバッサリ髪を切り目立つカラーにしました。ピアノも習い始め、今は読みたい本が沢山あります。
遠く離れた母とも旅行に行きたいです。
家族をどん底から這い上がるお手伝いをしていただいたGoToday様には感謝しかありません。
日々幸せの瞬間を感じています。本当にありがとうございました。
「発達障害だから薬を飲んで様子を見ましょう」「入院治療しましょう」といわれていました。
息子は小学5年生の3学期の終わり頃、突然「学校に行きたくない」と言い始めました。
本人は「6年生になったら行く」と言っていましたが、新1年生の入学式準備に行ったきり、登校できない状態が続きました。
息子はクラスの子にきつく当たられ、我慢の限界に達したと言って休み始めましたが、小学校は40人1学級だったため、環境が変わることもなく登校できませんでした。
私は学校に働きかけ、担任の先生に面会をお願いしたり、別室登校をお願いしたりしました。
息子は修学旅行には参加しましたが、その後は別室登校も難しくなり、ほとんど登校できない日々が続きました。
なんとか卒業式には出席し、小学校を卒業しましたが、息子は次第にできていたことができなくなり、人が怖い、レジに並ぶのが怖い、道を歩くのが怖い、夜一人でお風呂に入れないなどの不安を口にするようになりました。
中学に入ったら行けると言っていましたが、入学式後1日登校しただけでまた学校に行けなくなりました。
最初は県の不登校支援に相談し、カウンセリングや学校への対応の仕方を教えていただいていました。
しかし、息子の行き渋りが続き、支援施設からの指導もうまくいかず、改善の兆しが見えませんでした。
スクールカウンセラーにも相談しましたが、私自身の悩みを聞いてもらうだけで、息子の状況は改善されませんでした。
息子が精神的に不安定になってからは病院にも通いましたが、発達障害の診断を受け、薬の服用や入院治療を勧められ、とても受け入れられませんでした。
そんな時、GoTodayのサイトに出会い、「親が変われば、継続登校できる」という言葉に後押しされ、指導をお願いすることにしました。
支援を受けて、私自身が先回りばかりしていたことに気づきました。
過干渉で心配ばかりしていましたが、今では随分手放せるようになりました。
息子も「どうせ」と自己肯定感が低かったですが、復学支援を受け再登校してからは自己肯定感が上がり、「どうせ」という言葉を言わなくなりました。
親に対して感謝の言葉を言う機会も増え、宿題や計画など、自分で考えて行動できるようになりました。
本当に感謝しています。ありがとうございました。
娘の変化を見て家族も前向きに。朝起きるとめまいや立ちくらみで午後から登校していました。
娘は中学1年生の秋頃から、朝起きると目眩や立ちくらみなどの体調不良が続き、午後から1時間だけ授業を受ける生活になりました。
しばらくして体調は回復しましたが、朝からの登校に戻すことができず、欠席が増えていきました。
学校に行こうとすると頭痛や吐き気を訴えるようになり、1ヶ月に3〜4日しか登校しなくなりました。
家ではスマホや動画鑑賞で過ごし、用があれば外出するものの、交友関係は一切ありませんでした。
新学年になるタイミングで完全復学すると言って再登校しましたが、10日程でまた不登校になりました。
不登校期間(五月雨登校)は6カ月です。
娘は学校に戻りたいと言っていました。
だからこそ親として不登校を1日でも早く解決したいと思いましたが、どこに相談しても「待ちましょう」「別室登校や適応教室はどうですか?」と言われるばかりで、解決に繋がる方法が見つからず途方に暮れていました。
また、娘の思考の偏り(0か100か思考、完璧主義、融通がきかない等)が原因ではないかと感じ、これを改善しないと再登校だけでなく、社会で生きていくことも難しいのではないかと悩んでいました。
GoTodayのホームページを読んだ時、「不登校になりやすい子どもの特徴」や「不登校になる子の親の特徴」が私たち親子にピッタリと当てはまり、不登校克服の考え方にも共感しました。
特に「子どもの自立」「親が変われば子は変わる」という言葉に強く心を動かされました。
子育てに自信を失い、何が正しいのか分からなくなっていた私は、GoTodayなら全ての悩みを解決してくれるのではないかと思い、支援をお願いしました。
私はとても心配性で、娘に対して失敗や間違い、辛い思いをさせたくないと過干渉・過保護・先回りばかりしていました。
復学支援を受け家庭教育を学び、「失敗は成功のもと」「かわいい子には旅をさせよ」という考え方に変わりました。
日々のご指導に従い対応を変えると、娘はどんどん元気になり、逞しく自信のある子に成長しました。
思考はネガティブからポジティブに変わり、以前コンプレックスに感じていたことを自分の強みと捉えられるようになりました。
失敗しても投げやりにならず、すぐに気持ちを切り替えられるようになりました。
また、主人も職場のストレスから心の不調を訴えていましたが、娘の変化を見ているうちに主人も柔軟で前向きな思考に変わり、ストレスと上手に付き合えるようになりました。
「親が変われば子は変わる」は本当でした。
これからもご指導していただいたことを忘れず、子どもの自立を目標に成長を見守り続けたいと思います。
ありがとうございました。
「友達なんかいらない」「自分の存在自体を消したい」と引きこもっていました。
息子は中学受験を経て進学したものの、中学1年生のゴールデンウィーク明けから「お腹が痛い」「頭が痛い」と言って、週に1〜2日休むようになりました。
その後、徐々に欠席が増え、1年生の秋には完全不登校になりました。
不登校期間は五月雨登校が約5ヶ月、完全不登校が2ヶ月でした。
息子は「なぜ学校に行かなければならないのか分からない」「友達なんか要らない」「もう誰とも会いたくない」「自分の存在自体を消したい」と言い、家に引きこもるようになりました。
最初は担任の先生からの電話に出ていましたが、徐々に拒否するようになり、父親への反抗心も強く、必要最低限の会話以外は口を利かなくなりました。
小学校時代は学級委員を務め、勉強もスポーツも満遍なくできる子供だったので、全く別人のようになってしまった様子に将来を悲観する毎日でした。
「まさか自分の子供が不登校になるなんて!」と混乱し、先の見えないトンネルに入ったような気持ちでした。
周りの同年代の子供達が登下校する様子が眩しくて、涙することもありました。
息子から「クラスの中に悪口を言ってくる生徒がいる」と聞き、担任の先生と話し合いをしましたが、問題は解決したものの、五月雨登校は直りませんでした。
自治体の相談窓口に電話をしましたが、別室登校や保健室登校を提案され、息子はそれを拒否しました。スクールカウンセラーに相談しましたが、「エネルギーが切れている状態」「まずは休みましょう」「エネルギーが溜まるまで待ちましょう」と言われ、その日を境に完全不登校になってしまいました。
様々な書籍やサイトを読むうちに、親の対応が原因だと分かってきました。
そこで、五月雨登校の時に一度見たけれどそっと閉じてしまったGoTodayのサイトを思い出し、再度訪れて書籍も読みました。読み終わる頃には「ここしかない」と思い、面談を申し込みました。
今まで普通だと思っていた声掛けが息子には合っていないことが分かり、「子供を変えるのではありません」「親御さんが変わるのです」という言葉に背中を押され、支援を受けることにしました。
指導が始まり、不登校当事者だけでなく下の子たちにも同じ対応をしました。
今までいかに喋りすぎていたかという現実に気づかされ、落ち込むこともありましたが、「私が変わる!」と自分に言い聞かせ、学んだ通りに対応していきました。
すると、まず変わったのは学校に通っている兄弟でした。
日々の細かなことをいちいち聞いてこなくなり、自分で考えて行動するようになりました。失敗しても自分で解決する力があることに気づきました。
息子も徐々に変わり、自分でお風呂掃除をして入ったり、歯磨きを忘れれば「気持ち悪い!」と言って自ら磨くようになり、スマホやゲームの使用時間も自ら守れるようになりました。
気づけば、親がすることはご飯の準備と洗濯くらいになりました。
再登校後は、何度か行き渋りのような状態になりましたが、その都度対応を教えていただき、乗り越えることができました。
勉強についても本人に任せた結果、塾を自分で決めて「行きたい!」と言い、自分で時間管理をして勉強するようになりました。
指導開始から1年が経とうとする今、成績は下位層から上位層へと上がりました。
前期の通知表の欠席欄に「0」があり、個人面談では友達と笑い合い、委員会活動や部活に積極的に参加していると担任の先生から聞きました。
休みの日には友達を家に招いたり遠出することも多く、中学生生活を楽しんでいます。
「友達なんていらない」と言っていた頃の面影は全くありません。
暗いトンネルから抜け出せたのは、日々ご指導いただき、復学後も継続登校が定着するまで伴走していただいた皆様のおかげです。
「親が変われば子は変わる」は本当でした。
多くの学びを得ることができました。ありがとうございました。
3年4ヶ月不登校・音や匂いに敏感になり、食事も喉を通らなくなっていました。
息子は小学5年生の時から給食が食べられないと言い出し、心身の不調がだんだんひどくなり、学校に行きにくくなりました。
それからは音や匂いなど様々なものに敏感になり、家での食事量も減り、食事が全く喉を通らなくなり、学校に行けなくなりました。
外にも出たがりませんでした。病院に半ば無理やり連れて行きましたが、情緒面でかなり幼いと言われました。
小学6年の終わり頃、主人の仕事の都合で他県へ引っ越しました。
転校してすぐや中学になってすぐは学校に行こうとしていましたが、気分が悪くなり半日もせずに帰るような状況で、中学1年生の始め頃からはまた全く行けなくなりました。
中学1年の中頃から市のフリースクールには週に一度個別対応で1時間ほど行っていました。
体調は徐々に落ち着いてきて、食事量が増え、様々なものへの敏感さも落ち着きましたが、外へは出たがりませんでした。
不登校期間は3年4ヶ月ほどでした。
初めは子供の心身の不調が治ってほしい、どうしたら治るのか、いつ治るのかと非常に不安でした。
そのために病院や市の支援などに相談しましたが、「ゆっくりさせましょう」と言われました。
徐々に息子の状態は落ち着いてきましたが、不登校期間が長くなるにつれて、このまま見守っているだけで社会に戻れるのか不安が増していきました。
弟もお兄ちゃんが家にいることをズルいと感じて休みたがる日があり、弟も不登校になってしまうのではと不安になることもありました。
息子が少し落ち着いた頃、親の不調と過干渉が息子の不調の原因だと考え始めましたが、どう子供に接したらいいのか分かりませんでした。
そんな時、図書館で「ある日、うちの子が学校に行かなくなった」に出会いました。復学率100%に惹かれたのはもちろん、「親が変われば子が変わる」という言葉に強く共感し、指導をお願いすることにしました。
当初は「子供がまた不調になったらどうしよう」と不安でしたが、夫が「お金よりも今は子供が社会に出ていけるようになることが大事」と言ってくれ、GoTodayにお願いすることになりました。
子供への過干渉に気づいてからは、接し方に気をつけていましたが、ご指導を受けて「まだまだ私が心配だから」「私がこうした方がいいから」と接していることに気付きました。
子供が自分なりのペースで考えて動くのを待つと、徐々に自分で行動するようになりました。
ご指導で背中を押してもらった息子は、毎日学校に行き、高校受験を終えて電車通学をして学校に通っています。
表情も明るくなり、目に力が戻ってきました。
私は、人の目を気にしたり周りからの意見に影響されて子供に対応してしまうことがありましたが、子供にとっては辛いことだったのだと改めて思いました。
子供の前では毅然とした態度で、学んだ親の対応を自信を持って実行していきたいと思います。本当にこのご指導に出会えて良かったと感謝しています。
鉛筆を持つと息苦しいと荒れ、五月雨登校・別室登校・完全不登校を繰り返していました。
息子が小学6年生の一学期、コロナ休校明けから月に1〜2回ほど休むようになりました。
中学受験を目指していましたが、鉛筆を持つと息苦しいと荒れるようになり、夏休み明けの二学期に入ってすぐ中学受験を諦めることを決めた翌日から五月雨登校が始まりました。
そして、9月のシルバーウィーク明けに完全に学校に行けなくなりました。
私は過干渉、過保護で、毎日「学校どうするの?」と声をかけていました。
そんな私の声かけに応えるように、息子は時々別室登校や放課後登校をしていましたが、結局、小学校の卒業式にはみんなと出席し、中学からは頑張ると宣言しました。
しかし、中学に入学して張り切って毎日登校していたものの、3週間後のゴールデンウィーク明けから再び全く学校に行けなくなりました。
息子が不登校になり、スクールカウンセラーや民間の不登校カウンセラー、親の会、不登校を診てくれる小児科などあらゆる相談機関に相談しました。
しかし、どれも「できたことを褒めましょう」「動き出すまで待ちましょう」「長男は学校を諦めたほうがいい」というアドバイスばかりで、全く解決に繋がりませんでした。
その間、息子はますます家に閉じこもるようになり、学校に行くきっかけを失っているのではないかと感じていました。
さらに、息子には弟が2人おり、長男の不登校初期には弟たちも引きずられるように学校に行けなくなった時期がありました。
父親が全く理解がなく、長男に当たり散らし、家庭崩壊の状態になっていたことも辛かったです。
長男の不登校初期からGoTodayの存在は知っていましたが、家庭崩壊しているような状況では引き受けてもらえないのではないか、もし引き受けてもらえなかったら頼るところがなくなると思い、相談できませんでした。
しかし、中学に入って再び学校に行けなくなった時、再度ホームページや本を読み、「母親が変われば子も変わる」という言葉にかけてみたいと思い、思い切って申し込みました。
主人にも「私が頑張るから」と説得しました。
「決意して、絶対私が変わる!」と意気込んで申し込みましたが、指導を受け始めた時は自信がなく、不安になることもありました。
しかし、毎日電話で指導していただき、叱咤激励してもらいながらなんとか毎日こなしていました。
ご指導いただいた通りに対応した結果、まず変わったのは主人でした。主人は激変し、とても安定しました。
その後も熱心なご指導を受け、二人の弟も見違えるように自立できるようになりました。
私は以前、良かれと思ってしていた対応が過保護、過干渉であり、子供たちにとって良くない対応だったことに気付きました。
自分の理想を子供たちに押し付け、コントロールしようとしていたことも分かりました。
今では子供の力を信じて待つことができるようになり、自分自身も楽に生きられるようになりました。
長男も今では毎日当たり前のように学校に登校しています。
苦手な授業や行事もやり過ごすことを覚え、友達と楽しく学校生活を送っています。
部屋に閉じこもっていた頃とは全く違い、苦手なことも乗り越えられるようになりました。
GoTodayのご指導により、家庭が救われました。本当に感謝しています。
4ヶ月不登校、不登校の間はほとんど外に出ず、動画視聴、ゲームばかりの日々でした
不登校期間は4ヶ月です。
中学入学後、息子は月に1、2回体調不良を訴えて休むことがありました。
6月の終わり頃からは毎朝のように起きると頭痛や腹痛、気持ちの悪さを訴え、朝ごはんが食べられなくなりました。
昼過ぎには体調が回復してきましたが、遅刻して学校には行きたくないという理由で休む日が続き、そのまま夏休みに突入しました。
不登校の間はほとんど外に出ず、スマホで動画を視聴したり、ゲームをして過ごす日々でした。
昼夜逆転はせず生活リズムは安定していました。
学校へは夏休み前に荷物を取りに放課後に行ったのと、放課後にテストを受けに行ったのみでしたが、いずれも行きたくないと言いながら行っていました。
息子自身は「学校へ行きたくないのではなく、体調が悪いから行けない」と言っていました。
体調が良くなったら夏休み明けから登校するかなと思う一方で、休む前には何か嫌なことがあると頭痛や腹痛を訴えていたこともあり、嫌なことから逃げるようになっていたことが気になっていました。
中学校は小学校から同じメンバーで進級するため、仲の良い友達も多く順調そうに見えていたので、どうして学校に行けなくなったのか分かりませんでした。
夏休み明けも学校に行けなかったらさらに行きにくくなるだろうと心配し、どうしたら良いか悩んでいました。
いろいろな方のブログを読むうちにGoTodayのサイトに辿り着きました。
内容を読んで、不登校になる親の特徴や不登校の原因に共感し、「自分では良かれと思ってやっていたことが子供の自立を阻んでいた」と気付きました。
「親が変わればいいんだ」と思い、具体的な対応を教えていただきたくて依頼しました。
今までとは180度違う対応で、最初は本当に大丈夫だろうかと心配していましたが、ご指導通りに対応を続けていくと、まず高校生の兄から変化が見られました。
親に頼ろうとせず、自分で何とかしようとするようになりました。失敗を繰り返しながらも少しずつ自信がついていくのを実感しました。
以前は子供を心配して先回りして色々やってあげることが愛情だと思っていましたが、それが間違いだったと気付きました。
「親が何も言わないことは子供を信頼していることに繋がる」と思いました。
復学後、息子は毎朝自分で起きて自分で準備し、休まず登校しています。
学校でも友達と楽しく過ごしており、学校に戻していただいて本当に良かったと感謝しています。
私自身も以前は学校であったことなどをあれこれ聞いていましたが、今は何も聞かず、余計な心配をせずに子供を見守ることができるようになりました。
夫も以前はイライラすることが多く、子供に対して口出ししていましたが、今は何も言わず、自分の楽しみに没頭しています。
これからもご指導頂いたことを忘れずに、親は黙って子供に任せていきます。本当にありがとうございました。
2年間不登校・昼夜逆転 、学校の先生も地域の支援も拒絶していました。
息子は小学校6年生の途中から別室登校やイベント登校を含めて、2年間の不登校期間がありました。
友人とのトラブルがきっかけで不登校になり、その後、昼夜逆転でゲームばかりしていました。
親が注意をすると反発し、暴力を振るうこともありました。
生活面では偏食になり、不衛生な生活を送っていました。
人との関わりを避け、オンライン上での会話だけでした。
学校の先生や地域の支援も拒絶し、フリースクールにも数回行きましたが続きませんでした。
自殺願望を持った時期もありました。
周囲の方々から「エネルギーがたまれば〇〇くんは大丈夫」と言われましたが、いつエネルギーが貯まるのか、いつトンネルから抜けられるのか分からず、不安が続いていました。
なぜこうなったのか、このまま引きこもりの生活が続くことへの恐れもありました。
そのことで私自身も心が安定せず、仕事や対人関係でトラブルが起こりそうになり、辛い日々を過ごしていました。妹への影響もとても心配でした。
“復学率100%”と“親が変われば”というところに惹かれました。
不登校から一年経った頃、フリマサイトで購入した不登校関連の本に「GoTodayさんで復学しました」とのメッセージが添えられており、初めて知りました。
サイトを拝見しても、金銭面の不安や「親が変わるだけで復学するの?」という疑問があり、少し警戒しつつも面接の約束をしました。
しかし、コロナの自粛期間と重なり、一旦面接はキャンセルしました。
その後一年が経ち、さまざまな機関に相談したりフリースクールに通わせたりしましたが、息子は変わりませんでした。その時、息子が本当に学校へ通いたいのだと気付きました。
その頃、GoTodayさんで復学された方のブログを見つけ、「これはお願いするしかない!」と思い、再度面談を申し込みました。
面談で息子の状況を伝えると、「友だちがいるなら、早く戻してあげましょう」と言っていただき、決心しました。
私自身、ごく普通だと思っていた子どもへの関わり方が、実は過干渉であり、先々の心配をし過ぎていたことが分かりました。
また、子どもの問題と親の問題が混同していることが多く、自分自身の関わり方の傾向を指導のおかげで知ることができました。
親が干渉しなくても、息子は自分で考え行動できる力を持っていることが分かりました。
以前の子育ては、子どもの成長に見合った関わりになっていませんでした。
親子の会話は多い方が良いと思っていましたが、そうではないことも分かり、不必要な声かけがなくなりました。
復学から半年が経ち、息子は周囲から「不登校だったの?」と言われるまでに変わりました。
欠席することなく、部活や学校行事を本当に楽しそうに過ごしています。
24時間体制でしっかりとサポートしていただき、安心して指導を受けることができました。
息子を本来の中学生の姿に戻していただき、心より感謝しています。
約1年不登校、ご飯を食べられなくなっていたので、仕事を休んで付き添っていました。
中学生になってすぐの頃から、息子は学校に行く前にお腹が痛い、頭が痛いと言うようになりました。
その度に病院に連れて行き、診てもらってから学校に送っていました。
薬を飲めば治ると思っていましたが、学校に行っても連絡が来て迎えに行くことが多くなり、次第にご飯を食べなくなりました。
息子は胃腸の調子が悪いと言い、専門の病院で診てもらいましたが、薬を飲むわけでもなく、学校に行きたくないのだと気付きました。
息子がご飯を食べられなくなっていたので、私も仕事を休んで付き添っていました。
2ヶ月ほどで食欲が戻ったので仕事に復帰しましたが、学校には行けないまま1年3ヶ月が経過しました。
どうしてこうなってしまったのか、どうしたら良いのか、このままどうなってしまうのか、どう対応したら学校に行けるのか、考えると不安で仕方ありませんでした。
不安がなくなることはなく、後ろ向きな考えが続き、過去に戻ってやり直したいと考えて眠れない日がたくさんありました。
私は先のことをあれこれ言わなくなり、黙って見守ることができるようになりました。
息子も自分で考えて行動するようになり、現在は志望校合格に向けて受験勉強に励んでいます。
支援を受けている間は本当に前向きになれ、ご指導通りに動けたので、とても助かりました。
なぜもっと早く指導を受けなかったのかと思うほどです。
ご指導を受けることで、息子が自立して行動できるようになり、家庭内の不安も解消されました。
本当に感謝しています。
約5ヶ月不登校、子供が考え、行動し始めることを待てるようになりました。
息子は学校に行っている時とあまり変わりはありませんでしたが、学校や勉強については話したくないと言っていました。
学校の友達とはラインで時々連絡を取り合っていました。
担任の先生から何度か電話をいただいていましたが、最初の2回ほどは応じましたが、その後は拒否していました。
不登校期間は約5ヶ月でした。
息子がいつになったら登校できるのかと悩んでいました。
最初は他の相談機関の電話相談でアドバイスを受けていましたが、特に変化はありませんでした。
書籍『ある日、うちの子が学校に行かなくなったら』を読んだことがきっかけです。
書籍の中で「親の問題と子供の問題を分ける」という部分が印象に残りました。
以前は親が先回りをして生活全般に口出し手出しをしていました。
復学支援を受けてからは、朝の起床、宿題、お風呂、テスト勉強(テスト勉強の予定を私が作成していました)、就寝まで、すべて子供自身がするかしないか、いつするのかは子供の問題だと教えていただき、口出し手出しをやめました。
その結果、息子が自分で考え行動し始めるようになり、自ら進んで行動するようになりました。
復学支援のおかげで、親としての対応を改め、子供の自立を促すことができました。
息子が自ら行動する姿を見て、子供の成長を実感し、とても嬉しく思います。本当に感謝しています。
約1年不登校・部屋の戸をガードして引きこもり、食事も自室に持って食べていました。
息子は部屋に引きこもり、部屋の戸をガードしていました。家族がいる時は食事を部屋に持って行き、夜中に夜食でラーメンなどを煮て食べていました。不登校期間は11ヶ月でした。
息子の部屋はカーテンを閉めて暗くし、全く外に出ず運動もしないため、成長期の体への影響が心配でした。
このまま引きこもりが続くのではないかと不安でした。
ブログでGoTodayという復学支援があることを知り、他の方々もGoTodayの支援で復学されていました。
家にいながら支援を受けられることを知り、「ここしかない」と思いました。
復学支援を受けて、私の対応が息子の性格に合っていない子育てをしていたことが分かりました。
支援を受けてから、息子は一週間で部屋で食べていた食事を一緒に食べるようになりました。
以前は「うるせー」と言われることがありましたが、それもなくなりました。
私は心配性で、忘れ物や宿題のことが気になって声をかけていましたが、今は息子に任せることができ、気にならなくなりました。
息子も以前は泣き言を言ったり物に当たったりしていましたが、指導通りに対応を変えると物に当たることがなくなりました。
今では息子はタブレットを見るために朝早く起き、6時頃には学校のカバンや体育着を持ってリビングに降りてきます。毎日決まった時間に、強い雨でも歩いて学校に行っています。
家に帰ってくると「ただいま~」と言って帰ってきます。
息子の元気な姿を見ることができ、本当に感謝しています。
以前のように陰で泣いていた日々に戻らないように、引き続き家庭教育に取り組んでいきます。どうかこれからもよろしくお願い致します。
まとめ
中学生の不登校は小学生からの行き渋りや、不登校が繰り返されているケースも多いです。
中学生は、思春期もあり対応が難しい時期でもあります。
不登校のきっかけは様々ですが、体験談をお読みいただくとわかると思いますが、子どもを変えようとしたり、環境を変えようとするのではなく、「親が変われば、子は変わる」を実践されています。
子どもの性格に合わせた親の対応をしていくことが重要です。
他の親御さんの体験談を参考にしながら、子どもの自立と社会性を育む支援を行い、子どもが1日でも早く自立した学校生活を送れるようにしていきましょう。
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