(この記事は、2023年11月1日に更新されました)
『授業の日は登校しないけど、運動会や修学旅行など、イベントには参加します』
不登校のお子さんの中には、授業を休んでいても行事は参加するというお子さんも多いです。
このような行事だけ参加する場合についてGoTodayの考えを書いていきます。
この記事を書いている私は、不登校克服を専門に15年以上活動されている指導の先生のもと、復学支援に携わっています。
私自身、2016年より復学支援に携わり、2023年現在まで230家庭以上の復学に携わりました。
実際に不登校のお子さんや親御さんとも直接関わっていますので、現場目線で事実に基づいてお伝えしています。
GoTodayや指導の先生についての詳細は、こちらをご確認ください
2023.10.16更新
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親の対応や子育ての考え方が変わらなければ、根本的な解決にはならない
結論からお伝えしますと、行事に参加できても、継続登校はできない。
というのが、私たちGoTodeyの考えです。
確かに、行事に参加することで、行事の後から登校できるようになるお子さんも少ないですが、いないことはありません。
行事に参加してからその後も継続登校できるお子さんと継続しないお子さんの違いは、自主性と責任感を持っているか・いないかの違いがあります。
復学支援を受けられた方に聞くと、ほとんどの方が、以前は誤った対応をしていたと言われます。
お子さんの不登校を経験している親御さんであれば、誰でもお子さんが長い時間家にいると、何とかして外に出させようと試みるかと思います。
旅行に出かけたり、外食したり、お子さんの好きなところに連れて行ったり。
少しでも日の光を浴びないと。。 と思われるかと思います。
中には、学校を長期間休んでいても、行事(体育祭、修学旅行)などには行きたいと言う子もいます。
担任やスクールカウンセラーなどから
「参加できるようであれば参加させてください」
と言われ、行事に参加できれば、きっかけを掴んで継続登校できるのではないかと思い、お子さんに参加を促す親御さんがおられます。
「いきなり行事に参加できるんだったら、授業も参加できるんじゃないの?」
と勘違いされる親御さんもおられます。
しかし、不登校克服は簡単ではありません。
ほとんどのお母様の考えは、
「このまま学校にいってくれないかな。」
という思いになると思いますが、
このような、『お子さんにお願いをして学校に行ってもらう』という考え方、対応は継続登校には逆効果になってしまうということに気づく必要があります。
お子さんが行事から帰ってくると、
必ずといって、やってしまうお母さんの間違った対応があります。
この対応を変えていかない限り、継続登校はできません。
この間違った対応については、お子さんの性格や年齢などによって、伝え方、伝えるタイミングが違いますので、こちらの記事では具体的にはお伝えできません。
学校行事に参加すれば、親が喜ぶと思い、お子さんは、
「行ってきたよ」
「楽しかったよ」
と言うかもしれませんが、翌朝は布団から出てこないケースがほとんどです。
復学支援では、このような行事の時の親の言動も細かく指導しています。
家庭教育を学び、復学して、行事があると、お子さん自身が自分の意思で行事に参加し、必要なものは自分で準備し、足りないものは自分で買ってくる、また親に頼んで買ってきてもらうなど、自立して自分で準備するようになります。
そして、お子さんから「行ってきます!」 と言ってくる日が必ずきます。
親が諦めずに、今までの子育てを根本的に見直し、行事だけではなく、普段からお子さんが、学校生活を送れるようにしてあげたいです。
お一人で悩まずに、お問い合わせください。


こんにちは!
しのさんです。
今回は【不登校期間の学校行事参加】について、GoTodayでは、どのように考え、対応していくのかを書いていきます。
少しでも参考になれば幸いです。