(この記事は2022年11月3日に更新されました)
- 『不登校の子にどのように対応すれば良いのか?』
- 『色々な方法を試したけど不登校は解決しない』
- 『「待ちましょう」「好きなことをさせてあげてください」と言われるけどわがままになるばかりで本当に良いのか?』
- 『そもそも子育てに自信がない』
私たち親も、初めから完璧に子育てができるわけではありません。
子どもと一緒に失敗を繰り返しながら親として成長をしていけば良いと思います。
お子さんが不登校になってからも、迷いながらでも、子どもに好きなことをさせたり、厳しくしてみたり一生懸命対応してこられたのではないでしょうか?
不登校を解決するには、「不登校を解決する親の考え方」があります。
これからも親として成長していけば、必ずお子さんの不登校も解決できます。
今回は、「不登校を根本的に解決するための基本的な親の考え方」について書いていきます。

こんにちは!しのさんです。
こちらのブログを見ていただき、ありがとうございます!
こちらの記事では、不登校を根本的に解決するための基本的な親の考え方についてお伝えします。
スクールカウンセラーや、心療内科などの医療機関の考え方とは違う内容になりますので最後までお読みいただけたら幸いです。
この記事を書いている私は、不登校克服を専門に15年以上活動されている指導の先生の元、復学支援に携わっています。
私自身、2016年より復学支援に携わり、200家庭以上の復学に携わりました。
実際に不登校のお子さんや親御さんとも直接関わっていますので、現場目線で事実に基づいてお伝えします。
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不登校を根本的に解決するために1番重要なこと
結論からお伝えしますと、
なぜなら、どんなに素晴らしい子育てのノウハウ(言葉かけや対処法)を持っていても、正しい考え方に基づいて行わなければ、小手先のノウハウを使って子育てをしても、うまくいかないからです。
それでは、どのような考え方を持つことが不登校を根本的に解決する考え方になるのかお伝えします。
子育ての目的
まず、「不登校を根本的に解決する」とは、どういうことでしょうか?
それは、学校に復学することだけではなく、継続登校が大切で、その先の自立した社会人になるための力を子ども自身が身につけ、親も子どもの自立のために正しい考え方を持てるようになることです。
そして子育ての目的は、「子どもの自立」です。
子どもが成人を過ぎてから、親の手を借りなくても自立して生きていけるように子育てすることが「子育ての目的」です。
私たちは、子どもの自立のために、子どもを変えようと考えて行う指導ではなく、「親が変われば子は変わる」という考えを基本に復学支援を行っています。
10年後(子供が社会に出る時)のことを考えて子育てをする
- 子どもが成人するときに、社会はどのようになっているのか
- その時に子どもが幸せに生きていくためには、どんな能力を子ども自身が身につければ良いのか?
- 親がいなくても、子どもが自立して生きていけるようにするには、どんなことができるようにしてあげたらいいのだろうか
このように、今幸せに生きることももちろん大切ですが、今だけではなく、将来の子供のことを考えて子育てしていくことが大切です。
子どもと一緒になり、目の前のことしか見ていなければ、それは「子育て」ではなく、「子守り」になってしまいます。
不登校であっても、病気を持っているお子さんでも、いずれは社会に出ていかなければなりません。
今の親御さんの中には、「子どもと仲良くしたい、子どもに好かれたい、子どもに悲しい思いや失敗をさせたくない」と思われる方も多いと思います。
そのような気持ちを持つことは親としては当然だと思いますが、その気持ちだけではなく、「子どもの将来のことをしっかりと考えて子育てができるのは、お父さん、お母さんしかいません。
自分でできることは、自分でやらせる
子どもを自立に導くためには、親が出来るだけ、「手をかけない」ことが大切です。
分かっていても、どこまで手をかけたら良いのかが分からずに、心配で手をかけてしまうとこともあると思います。
例えば、
- 朝の起床について
朝起きないからと、お母さんがいつまでも起こそうとして声をかけていれば、子供は自分で時間を考え、目覚ましをかけて起きる。という習慣が身に付かなくなります。
- 忘れ物について
忘れ物をしないようにとお母さんが、子どものカバンを毎回チェックしてお母さんが持ち物を揃えていたら、子供は自分で準備をしなくなります。
他にもいろんな場面で、親が気づかないうちに過保護過干渉になっている場合があります。
これらを一つ一つ子どもに任せられる親になることで、子ども自身が親に頼らず、自分でできることは自分でできるようになっていきます。
つまり、
ことが大切です。
(学年などにによって、どこまで親が子どもの問題に手を出すのかが変わってきます)
子どもは子どもとして物事を考えるということで、親は子どもに何もしないのか、子どもの事については全て許していいのか。というと、そういうわけではありません。
子どもの自立が目的ですので、非常識な行動や、法律に触れるような善悪についての判断は正していく必要がありますので、伝え方やタイミングについては指導の中でお伝えしていきます。
まとめ
不登校を根本的に解決するためには、
不登校でお悩みの親御さんは、1日でも早く、お子さんが楽しく、生き生きと過ごしてほしいと思われていると思います。
だからこそ、焦る気持ちもあり、すぐに結果を求めてしまい、結果的に一時的な対処法になってしまっている場合が多いと思います。
なので根本的に問題が解決されていなければ、一時的に学校に戻れても、不登校が繰り返してしまうという場合も多いです。
私たちは、不登校を解決するために、「親が変われば子は変わる」という考えで、子どもの成長の土台である「家庭」から変えていく支援になりますので、3か月〜4か月かけますが、学校に戻ってからも継続登校しています。
不登校でお悩みの親御さんは、諦めずにご相談いただけたらと思います。
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