(この記事は2024年2月5日に更新しました)
- 「うちの子、不登校になってからどんどん暗くなっている」
- 「どういう声かけしたら元気になるのか?」
- 「不登校の子に対してNGな声掛けってあるの?」
不登校のお子さんに対して、親が頭を抱えてしまうのは、お子さんの考え方が後ろ向きなことだと思います。
不登校のお子さんに対して言ってはいけない声かけの一つ『NGな声掛け』をお伝えしたいと思います。
小中学生復学支援GoTodayは不登校克服を専門に小中学生のお子さんの不登校でお悩みのご家庭に「親が変われば、子は変わる」という考えを基本に一家庭一家庭に合った支援を行っています。
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2024.2.19更新
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前向きな言葉もプレッシャーになります。
不登校のお子さんに対して行ってはいけないNGな声かけは、「前向きな言葉」です。
子どもの成績が良かった時に、
「100点取れるなんてすごいね!偉いね!」
という言葉を多くの親御さんは良かれと思って言っていませんか?
このような一見前向きで子どものためになりそうな言葉も伝え方次第で、子どもにとってはプレッシャーになり、足かせになる言葉にもなります。
「お前はダメだな!馬鹿だな!」
などの否定的な言葉はよくない言葉だとわかりやすいですが、「100点取れるなんてすごいね!えらいね!」は裏を返せば、100点以外はダメというメッセージにもなるからです。
このような言葉を小さい頃から言われ続けるとお母さんに喜んでもらうために、100点を取れているうちは一生懸命勉強しますが、結果が伴わなかった時に「100点を取れない自分はダメな人間だ」という考えに囚われるようになります。
普通はそのように考えないだろうと思うかもしれませんが、心配性なお子さんであったり、親の言われた通りに完璧にやろうという性格のお子さんの場合は、親の期待を読み取って解釈し自分にプレッシャーをかけてしまいます。
学校では、学年が上がるほど失敗の連続です。失敗するとだんだんと消極的になり、結果が伴わないと心身が不安定な状態になっていきます。
「上手くいかないならやらない方がまし」と学校に行かなかったりします。
「今日は部活の試合だけど、負けると思うから、負けるならそもそも行かない」
「テストで100点(良い点)取れないなら、受けない方がまし」
「宿題終わってなくて宿題出せないから、怒られるなら学校行かくて良いや」
このような白か黒か、0か100の考え方になっていきます。
テストで名前だけ書いて、もしくはわかるところだけやって提出する。
と柔軟に考えてやり過ごすことができません。
このような考え方も親の関わり方次第で変わります。
うまく行った時もうまくいかなかった時も誰かに励まされて頑張るのではなく、自分で気持ちを切り替えられる子になります。
今回は、否定的な言葉だけではなく、前向きな言葉も、子どもにとってプレッシャーになり、足かせになるということをお伝えしました。
私たちは親御さんがどのように対応や考え方を変えていけば良いかも細かく指導でお伝えしています。