この記事は2024年2月8日に投稿しました
「学校に行きたい」という気持ちを出さない子の方が多い
このような質問を面談でもよく聞かれます。
「うちの子はとても頑固です。頑なに学校に行かないと言っています。不安や罪悪感もない様子ですが学校に戻れるでしょうか?」
結論からお伝えしますと、全く動き出す気配がない場合でも学校に復学できます。
不登校のお子さんは「学校に行きたい」という気持ちを出さない子の方が多いです。
学校に行きたくないから不登校になっているので、出さないというよりも、今の時点では学校に行きたいという気持ちは出していないので、周りから見ても分かりません。
でも本当のところは皆と同じように学校に行って友達と過ごしたいのですが、今は行きたくない気持ちも同じだけあって、みんなと同じようになれない自分があるから不安が出てきます。
その不安が毎日続くと、寝れない、朝起きれない、食欲がない、家から出ない、暴れる、などの行動をし始めます。
今は親御さんから見ると、お子さんは学校に行きたいと思っていると思えないかもしれませんが、本来はどのお子さんでも普通に皆と同じ生活がしたいはずです。
そしていずれは社会に出ていかなければいけません。
このままではいけないという気持ちを引き出し、自分で学校に行きたいと決められるようになるために「親が変わる」のです。
私たちは、親が子どもの本心を引き出せるような考え方、言動を親御さんには学んでいただき、お子さんが自立できるように指導しております。
頑なに学校に行かないと言っていたとしてもうちの子は学校(社会)に戻れる。何としても自立させて社会に戻すんだ!ということを諦めないでください。
頑固なお子さんの場合
特に頑固な子(女の子に多い)は学校に行かないの?と親御さんが聞いても、みんな「行かない」と言います。
頑固なお子さんの場合は、
「親や周りに説得されて決めたくない」
「自分で決めていきたい」
と考えていると思ってください。
繰り返しになりますが、子どもが「自分で決められる」ようになるために「親が変わる」のです。
親から正論を言われると、本当の気持ちよりも反発する気持ちが先に出てきます。
なので、親が学校に行かせよう行かせようと声掛けしたり、態度に出すと、
殻に閉じこもって「行きたくない」と言います。
子どもの「何もしたくない」という言葉そのまま真に受け、子どもに合わせ、子どもの要求を聞いているとどんどん楽な方に流れて行きます。
今まで言いすぎていたな、押し付けていたな、手をかけすぎていたな、自分で考えられない子に育ててしまったなと思われるかもしれません。
しかし、親御さん自身がその考え方に気づくことが「子どもが自分で決められる」ようになる第一歩です。
心は離さなくても、手や口、目はどんどん離していきましょう。
お子さんが毎日学校に通い、親御さんも楽しくご自身の人生を生きられるようになります。
お母さんが楽しく生きていることが、子どもにとっては最高の薬です。
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