●家では、カードゲーム、ダンス、クッキング、読書、ピアノなど、結構楽しそうにしているが、学校には登校できない
●両親や兄弟とは楽しく会話できていて、一緒に外出もできるが、学校のことを話すと拒否して受け付けず、困っている
そのようなお悩みを解決するためのGoTodayの考え方を紹介します。
GoTodayの考え
子どもが家庭では元気に過ごしているように見えるのに、学校の話になると拒否してしまうという問題に悩みますよね。
Go Todayでは、このような問題を解決するために「親が変われば子も変わる」という考えを基本に親子関係や子育ての考え方を根本的に見直すことを指導しています。
そして、子どもの自立と協調性を育み、子どもの学校復帰・続登校、そして再不登校にならないようにすること目標にしています。
家で楽しく過ごすことや親子の良好な関係も大切ですが、子どもが社会で必要な自立心や協調性を身につけること、同年代の友達との交流や社会での経験も必要だと考えます。
家で楽しく過ごしている状態から学校に復学するための重要な3つの考え方についてお伝えします。
①親の役割と変化
②親子の問題を分ける
③毅然とした態度
それぞれ詳しく見ていきます。
①親の役割と変化について
親としては、子どもが鬱々としているよりは、楽しく明るくなってほしいと思うと思います。
また、子どもが不登校になり相談に行かれると、「楽しいことをさせてあげて、エネルギーを貯めてあげててください」という考えが主流のため、親御さんとしては、
子どもに寄り添ってなんでも聞いてあげれば、エネルギーが溜まって学校に行くのではないか?と初めは思われるのも分かります。
しかし、私たちの経験上、家で楽しく過ごせるようになれば、学校に戻れるようになるかというと、むしろ、逆効果になると考えています。
なぜなら、学校は楽しいこともあれば、多くの困難もあります。
子どもが学校生活を送る上で、つまずきやすい性格(自立心・協調性・社会性など)が変わっていない場合、登校してもまた同じことでつまずき、継続登校はできないと考えています。
では、逆に家で楽しくしなければ、つまらなくさせれば学校に行くのか?というと、単純なものでもなく、親の対応や子育ての考え方が変わり、お子さんに合った対応をしなければ、根本的な解決にはならないということです。
②親子の問題を分けるについて
親と子の問題を分けることは、子どもの不登校や学校への抵抗に対処する上で欠かせない考え方です。
しかし、この考え方ができていないと、子どもが学校に行っても、少しでも嫌なことがあるとすぐに学校に行かない言い訳をし、「お腹痛い」「頭痛い」と学校を避けるようになります。
子どもが学校に行かない状況で、親が子どもと楽しい時間を過ごしていると、子どもは親から不登校を認められていると感じ「学校に行かなくてもいいんだ」と誤解してしまうことがあります。
例えば、子どもが学校に行かないときに、親が必要以上に楽しく過ごすと、子どもは学校に行かなくても親から愛情や満足を得られると誤解します。
その結果、親が子どもの要求に応じることで子どもの要求がエスカレートし、親子の関係が逆転し、親が子どもの言いなりになってしまう可能性があります。
③毅然とした態度について
学校に行かずに家で楽しく過ごしている状況で、親が子どもの要求に応えすぎると、子どもは、親は要求に応じることが当たり前だと思い込み、親の言うことを聞かなくなることがあります。
親が子どもの要求に対して断固とした態度を取らないと、子どもは自分の意志を通すために怒りや拗ねるといった反応を示す可能性があります。
また、親が子どもに特別扱いをすることは避けるべきです。
平日の昼間に親が子どもと一緒に外出したり、楽しいことをして過ごすことは、学校に行くことが当然であるべき子どもの責任感を奪うことにもなります。
親は、毎日学校へ通っている子どもの親と同じような考え方や対応をして、子どもに自立心と協調性を身につけさせることが大切です。
このような考え方を基本に、Go Todayではご家庭に合った具体的な対応を指導しています。
GoTodayの方針
家庭内でまず親の対応を変えるために、Go Todayの考え方に基づいて毎日の電話指導や会話ノート添削をしていきます。
親が家庭内で子どもの問題に適切に対処できるようにして、「毎日学校に通っている子供の親」と同じような考え方や対応をするように指導します。
(具体的な対応方法は学年やご家庭の状況を見て判断します。)
次に、第三者が関わり、再登校のきっかけを作ります。
まず、親が家庭内で対応を変え、子どもが安定し、落ち着いた段階で、第三者が介入し、再登校への準備を行います。
子どもと親、それぞれ不安なことや悩み事を考慮しながら、再登校に向けた具体的な計画を立てます。
再登校後に起こる問題点を解決しながら、安定した継続登校を目指します。
子どもが学校に戻った後は、学校に通うことで発生する様々な問題に対処するために、親御さんへその都度具体的に対応をお伝えし、問題に対処していきます。
親子での楽しい時間も大切ですが、子供が同年代の友人との交流や人間関係を築くことで、自立心や協調性、社会や家庭での善悪や常識を身につけることも重要です。
事例・体験談
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GoTodayの復学支援
GoTodayでは、家では元気でも学校の話になると拒否して話ができないケースに多く対応してきました。お伝えしたGoTodayの考え方・方針を親御さんだけで実行しても、必ずしも簡単に上手くいくものではなく、問題が拗れてしまうこともあります。
GoTodayでは、各ご家庭ごとに異なる状況を面談でよくお伺いし、ご家庭、お子様一人一人に合った対策を考え、指導を行っていきます。
学校の話になると拒否して話ができず困っている親御さんは諦めずにご相談ください。