●不登校がいつまで続くのか?先が見えてこない
●待っているだけで本当にうちの子は動き出すのか?
●このままずっと引きこもりになるのではないか?
●やれることは全て試してきたけど、子どもにどうやって接するのが良いか分からない
そのようなお悩みを解決するためのGoTodayの考え方を紹介します。
GoTodayの考え方
不登校の長期化を解決するためにGoTodayはどの様な考え方を基本に行っているかというというと「親が変われば、子は変わる」という考え方で行っています。
不登校が長期化しているお子さんを持つ親御さんにとって、「どうしたらうちの子が学校に戻れるのか」「自分の対応は間違っていないか」など、毎日が不安と心配の連続だと思います。
不登校が長期化しているお子さんの多くは、家から出れないお子さんや、家族以外との関わりが気薄化しているお子さんも少なくありません。
家庭が唯一の居場所となり、一度その状態に陥ると、自力で外の世界に目を向けることがなくなります。
この状態が続くと、自意識過剰になり、いじめの恐れや他人からの目や悪口を気にするようになったり、ますます家庭に引きこもってしまいます。
GoTodayでは、こうしたお子さんを直接変えようとするのではなく、親御さん自身が変わることが大切だと考えています。
お子さんに合わせた親の対応の変化を通じて、自然とお子さんも変わり始めるのです。
これは決して「親が悪い」と言っているのではなく、子育ての考え方・対応を見直すことで、お子さんが変わり、不登校の解決につながる可能性が高まるという考え方です。
GoTodayの長期不登校に対する考え方をもう少し詳しく説明すると、以下の考え方が重要です。
- 「親が変われば子は変わる」
子どもを直接変えようとはせず、親自身が変わることに焦点を当てること。子どもに対して無理に変化を求めるのではなく、親がまず自分自身の考え方や行動を見直し、お子さんの性格に合わせた対応をすることが大切です。 - 親と子どもの問題をきちんと分けて考える
つまり、親は親、子どもは子どもとして、それぞれが自分の問題に向き合うべきであり、親が過度に子どもの問題に入り込まないようにすることが重要です。この「私は私、子どもは子ども」という対応が、健全な親子関係を築く基礎となります。 - 親が親らしく、親上位の関係を築く
子どもに気を遣ったり、過保護になったりするのではなく、親が親としての役割を果たし、子どもに適切な対応を行うことで、正しい親子関係を確立します。
不登校が長期化している場合、まずは家庭内の問題を解決することが先決です。
これらの考え方を土台にして復学を目指し、その後の継続登校を支援していきます。
GoTodayでは、親が成長することで子どもも自然に成長すると考えています。この考え方は「子は親の鏡」という言葉にも表れています。
一方で、「親が変わるだけで子どもが本当に学校に行くようになるのか」と疑問を抱く親御さんもいらっしゃると思います。
実際には、お子さんへの指導を全く行わないわけではありません。
不登校が長期化している場合、親だけで解決するのは難しいケースも多いため、第三者の関わりを通じて復学のきっかけを作ることも必要だと考えています。
なぜなら、子どもが家庭内に引きこもり、家族以外と関わらない状態が続くと、親もその状況に対して一喜一憂し、対応に一貫性がなくなる傾向が多いためです。
これにより、適切な親子関係や距離感が崩れ、不登校がさらにこじれることもあります。
親子の間に家族以外の第三者が関わることによって、それらを防ぎ、お子さんの自立と協調生を育みます。
GoTodayでは、親が家庭内で自立や協調性を教える対応・社会的な善悪や常識を一貫して示すことが、子どもが再び社会(学校)に出ていくための第一歩だと考えています。
1年・2年・3年以上の長期不登校であってもGoTodayはこのような考え方に基づいて多くのお子さんを復学に導いてきました。
GoTodayの方針
お子さんの不登校が長期化していると、親御さんにとって何が正しい対応なのか分からず、毎日悩むことがあると思います。
特に、お子さんが家にいる時間が長くなると、「どのように接したらいいのか」「何を話したらいいのか」と、気を使う場面が増えると思います。
Go Todayでは、お子さんの性格に合った対応方法を毎日具体的にお伝えしています。
不登校が長引いてしまった場合、再登校・継続登校までの流れは次のように進めていきます。
- 毎日の電話指導と会話ノートを通じて、家庭内での親御さんの対応を変えていく
まず、Go Todayの考え方に沿って、毎日親御さんと相談の時間を設けながら、家庭での問題点や不安点を一つ一つ改善していきます。親御さんが変わることで、子どもも少しずつ変わっていきます。 - 第三者の関わりで再登校のきっかけをつくる
親御さんの対応だけでお子さんが登校に繋がらない場合は、適切なタイミングで第三者が関わり、再登校へのきっかけをつくります。 - 再登校後も、問題点を一つずつ解決する
登校が始まっても、学校で困ることや家庭内での対応で悩むことが出てきます。それらを一つ一つ親御さんもお子さんも乗り越えられるように親御さんから相談を受けながら対応していきます。 - 継続登校に向けた親御さんの学びと対応
お子さんが学校に継続して通い続けられるよう、親御さんにも「継続登校の考え方」や「対応」を学んでいただきます。それにより、お子さんが安定して学校生活を送れるようになります。
私たちは、支援を開始したその日から「困ったときはいつでもご相談ください」とお伝えしています。
どんな小さなことでも、その場その場で一緒に考え、適切な対応をしていくことが大切です。
親御さんの不安や悩みを解決することで、お子さんも安定して自立心や協調性を身に付け、学校でも自立した生活が送れるようになります。
多くの親御さんが、次のような日常の悩みを抱えています。
- 子どもが朝起きてこないけど、どんな声かけをしたらいいの?
- 昼夜逆転してしまっているけど、どうしたらいいの?
- 歯磨きやお風呂に入らないけど、どう対応すればいいの?
- ご飯を食べないけど、どうしたらいいの?
- 弟や妹をいじめてしまう時、どうしたら止めさせられるの?
- 子どもが一人で寝られないけど、どうすれば寝るようになるの?
- 暴言や暴力を受けていて、どう対処したらいいの?
- 日中や土日の過ごし方がわからない、どう過ごさせたらいい?
- ゲームや電子機器の使い方、どのくらい制限すればいいの?
- 学校の先生との関わり方は、どうすればいいの?
- 不登校中に習い事や病院に行かせるべき?
このような親御さんの不安や悩みを、一つ一つ毎日相談を受けながら解消していきます。
悩みを抱えているのはあなただけではありません。私たちが一緒に考え、対応策をお伝えしますので、少しずつ解決に向けて進めていくことができます。
具体的な例を挙げて説明します
たとえば、お子さんが朝なかなか起きてこない時、親としては「今日は学校行かないの?どうするの?」と声をかけたくなるかもしれません。しかし、実はその言葉が逆効果になることが多いです。
学校は朝から毎日通う場所ですが、親が「どうするの?」と聞くことで、子どもは「行かなきゃいけない」「無理に行かせようとする」と感じてしまい、親の期待や不安を察知してしまいます。
そうすると、かえってプレッシャーや反発心から、ますます起きにくくなってしまうのです。
ここで大切なのは、親は子どもを無理に起こそうとせず、普段通り自分の生活を送ることです。
たとえば、家事をしたり、仕事に行ったりと、いつも通りの生活をしていることで、子どもは「自分で考えて動かなければならない」と感じるようになります。
もちろん、親御さんとしては「このまま昼夜逆転しちゃうんじゃないか」「学校に行きにくくなるんじゃないか」と不安になる気持ちもわかります。
でも、私たちは「親が起こさない=起きないことを認める」という意味ではなく、「朝起きないときにどう関わるか」をお伝えしています。
無理に起こそうとすると、子どもは「自分でやらなくても、親がやってくれる」と感じてしまい、ますます自分から起きようとしなくなります。逆に、親が子どもに必要以上に干渉しないでいると、子ども自身が自分で考え「自分でやらなきゃ」と考えるきっかけになります。
親が「どうするの?」と毎日言い続けると、子どもは次第に反発するか、返事もせずにその場をやり過ごすだけになり、結局は自分から起きることが難しくなってしまうのです。
このように、朝起きない時でも、親が冷静に自分の生活を続け、過度に干渉しないことで、子どもが自分で考え、行動できるよう私たちはサポートしていきます。
まとめると
朝起きること一つを取っても、
- 親が気を使いすぎず、子どもの問題と親の問題をきちんと分けて対応する姿勢
- 親は「子どもは子ども、わたしはわたし」というように、お互いの問題を分けること
- 親子関係を親上位の正しい形に整えていくことが重要です。
また、食事やお風呂、勉強などの基本的な生活習慣も、最終的には子ども自身の問題として取り組むべきことです。
親は、必要以上に子どもに介入せず、衣食住を整えるという基本的な親の役割を果たしながら、子どもに自分で考えさせ、経験し、失敗から学ばせるという姿勢を持つべきです。
よくある質問として、「親は口出しや手出しをしない方がいい」という考えが、何も言えなくなるのではないかという誤解がありますが、そうではありません。
親は子どもを冷たく突き放すのではなく、親自身が社会での常識や善悪を態度で示し、子どもに自立と協調性を身につけさせる役割を果たす必要があります。
さらに、子どもが話しかけてきた時には「能動的に聞く」姿勢を持つことが大切です。子どもの意見を受け止め、反発させずに自分で考えさせるための親の言葉の選び方も学ぶ必要があります。
ただし、非常識な行動や兄弟喧嘩などの暴力があった場合は、親が介入して正しい行動を教えることも必要です。このような場面での対応については、タイミングや言い方を工夫しながらその都度対応していきます。
こうした考え方を親が身につけることで、子どもが自立心を育み、学校に戻った際に学校生活にすぐに適応できるようになり、継続登校が可能になる土台を作ることができます。
下記に長期不登校から再登校した事例を掲載いたします。
事例・体験談
親発信はしない、過保護にしないなどの対応に変えていったところ、子供たちは自分で考え行動するようになってきました。
お母様は最初は無理やりにでも学校に行かせようとしても、子どもたちは頑なに布団から出ず、 玄関で泣きながらいやがっていたということで、親が無理やり行かせようとすると子どもも反発していました。
支援が始まると、親からの登校刺激を辞めていたたき、毎日の電話指導と会話ノートを通じてご自身の対応を振り返っていただきました。
そして、私たちが客観的に見て改善点をお伝えすることで、親御さんもご自身では気づけなかった過保護過干渉に気づくことができ、改善することができました。
支援を始める前は子どもたちは、お母さんの機嫌を伺って、何でもお母さんに聞いてくる子どもになっていたので、親と子どもの問題を分けて考えていただき、「早くやりなさい」「どうして前もってやらないの」 など、子どもの問題には親は口出さず見守っていただき、子どもに任せるように指導しました。
登校日はお母さんに聞いてくる場面もありましたが、スタッフが一緒に準備することで不安がなくなり、親へ甘えることもなく登校することができました。
そして、登校を重ねていくうちに、子どもたちも着実に成長しているのがわかります。
宿題をいつやるのか、親が口を出さなくても子どもたちが自分で考えて取り組んでいるのがわかります。
親が言えば言うほど子どもはやらなくなり、親が一歩引いて何も言わなくなると子どもは自分で考えてやり始めると言うことがわかります。
無事に姉弟ともに登校することができました。
最初は主人も私も無理やりにでも学校に行かせようとしましたが、上の子は頑なに布団から出ず、 下の子は玄関で泣きながらいやがる姿を見て、これは大変なことになったとやっと気が付きました。
ご指導を受ける前は、自分では過保護、過干渉のつもりはなく、 どちらかといえばネグレクトに近いと思っていたのですが、 ご指導を受けてみて、かなり過保護、過干渉にしていたのだと痛感いたしました。
不登校になる以前は、宿題をやっていないと 「早くやりなさい」とか「どうして前もってやらないの」 などとイライラしながら言うこともありました。
その反面、子供たちが話しかけてきても面倒に思い、 上の空で話を聞いていないということも多々ありました。
子供たちは、私の機嫌を伺うようになり、自分で行動するのではなく、 何でも私に聞いてくる子供になっていました。
ご指導のもと、親発信はしない、過保護にしない、 子供が話しかけてきたらきちんと聞いてあげるなどの対応に変えていったところ、子供たちは自分で考え、自分で決め、 自分で行動するようになってきました。
登校日当日も私に聞いてくることもありましたが、 スタッフさんに手伝ってもらいながら 自分たちで支度をし、元気に登校して行きました。
再登校後、1ヶ月が経ちました。
今年は夏休みをどう過ごすか、宿題をいつやるか(あるいはやらないか)は、 子供たちが自分で決めることと思い、口出しせずに見守っています。 (修行が足りず手出し口出ししたくなるときもありますが…)
夏休みの宿題は、夜9時からリビングで姉弟並んでしています。
その時間にすると二人で決めたようです。 昼間にすればいいのにと思いつつ、 二人でおしゃべりしながら宿題をしている姿を見ると、 大げさかもしれませんが幸せに思います。
親が余計な口出しをしなければ、子供は自分で考え、 自分で行動するのだなと改めて感じています。
約7ヶ月の不登校・いじめがきっかけで不登校になり、ゲーム中心の生活をしていました
こちらのお子さんは依頼時に約7ヶ月の不登校で、家庭内暴力も起きているということでした。
親御さんには基本的な考え方を学んでいただきながら、暴力などの緊急性がある対応については、すぐに対応しなければいけません。
暴れるきっかけはほとんどが親からの発信であることが多いので、親御さんと場面場面で様子を聞きながら親からの発信や余計な会話を減らしながら対応していきます。
食事も食べる・食べないは子ども問題と考えて「食べなさい」などの声かけは一切辞めていただきます。そうすると、子どもは自分で考えて好き嫌いなく食べるようになっています。
「不登校になる以前は、 常にネガティブ思考をする息子に、励ます様に 、「誰かのせいにするのは良くないよ、 誰のせいでも無いことだって世の中には、 沢山あるんだよ」 など、何とかポジティブに考えられる様にと、事あるごとに説明してきました。」とのことですが、この声かけについても、確かに正論ですが、親は親の考えを押し付けず、子どもを変えようとしないように指導して行きます。
そうすると「指導を受け始めて数週間後の最初の変化は、息子の暴力がなくなり、親子での言い争いが無くなったことでした。」と書かれているように、親が子どもに過干渉にならなくなると子どもも考える時間も持てるようになり、落ち着いてきます。
親も口だししないので、子どもも反発することもないということです。
そして、落ち着いてきた段階で、第三者の介入をします。
子どもをケアするスタッフには、子どもの話を否定せず、聞いてもらうようしてもらっています。
だんだんと慣れてくると親や学校の先生、友達でもない第三者が関わることで、誰にも話せなかった悩みや考えを話してきたり、相談を受けたりします。
子どもは1人で外に出れなくても、スタッフとなら家を出れるとことが多いので、学校に戻る前に一緒に買い物をしたり散髪をしたり学校に戻るための準備をしていきます。
そして、再登校のきっかけや登校までも一緒にサポートしながら進めています。
問い合わせた時点で、 息子は、約7ヶ月間の完全不登校、 中学3年生にも関わらず、進路も決めていませんでした。
不登校になってからは、 徐々に引きこもりになり、 昨年の10月以降は外にも出れなくなっていました。
しかし、Gotodayさんの指導を受け始めてから今までの私の “受け入れ方” や“見守り方”が 的を得ていなかったことが分かりました。
不登校になる以前は、 常にネガティブ思考をする息子に、励ます様に 、「誰かのせいにするのは良くないよ、 誰のせいでも無いことだって世の中には、 沢山あるんだよ」 など、何とかポジティブに考えられる様にと、事あるごとに説明してきました。
しかし、今は、子どもには子供の感覚や価値観があるのだと分かってあげられる様になりました。
子どもが考え、本人が取り組めばいいのだと思えるようになりました。我が子への具体的な声かけや、対応がよく分かる様になりました。
指導を受け始めて数週間後の最初の変化は、息子の暴力がなくなり、親子での言い争いが無くなったことでした。
また、自発的に出された食事(不登校以降、食べなかった魚料理も)を食べる様にもなり、夕食時ジュースしか飲まなくなっていた息子がお茶やお水を飲む様にもなりました。
ただ、こうした指導の効果だけでなく、1番有り難かったことは、親子だけでは、解決が困難だった息子の“完全不登校と引きこもり” の問題に、第三者が介入して頂いたことで、息子の本心を聞け、息子が動き出しました。
カーテンを締め切り、「外には出れない」と言っていたその息子が、 髪を切り、高校に進学したいと意思を示して、高校の面接にも行きました。
中学へ再登校する朝、私は、平静を装い家事をしておりましたが、靴を履き息子がドアを開け、出て行く音に、ようやく、スタートラインに立てた気がしました。
この再登校出来たチャンスを無駄にしない様、これからも息子の自立心や、協調性を育む子育てを引き続き、頑張りたいと思っています。
部屋も締切り、ご飯も一緒に食べなくなっていました。
以前は、「過保護過干渉、そして先回りの声かけばかりしていました」とのことでした。指導が始まりましたら、今までの親の対応を変えることから始まります。
子どもの変化は子どもによって変化が目に見えてわかる場合もあれば、すぐにはわからない場合もあります。私たちは毎日相談を受けながら、子どもの変化に応じて対応を指示します。
子どもが部屋にこもっていたり、食事をしなかったりすると、親は心配になり、子どもを明るくしようと外に連れ出そうとしたり、子どもの機嫌を取るような言動をしてしまいますが、
このような状況でも基本的には子どもを変えようと思わず、親は子どもの機嫌取りにはならないようにします。子どもの生活ペースに親が合わせていると、子どもはますます家から出られなくなります。
こちらのお子さんの場合は。親が干渉しなくなると登校する頃には「分からないから教えて下さい。」と自分から言える子どもになっています。
私たちが目指しているのは、再登校した後の継続登校です。
不登校が長期化している場合は、不登校の時の習慣が身についているので、登校しても数ヶ月は子どもも親も元に戻りやすい時期です。
親の考え方・対応はそのまま変わらず、親が以前の対応に戻らないように指導していきます。
私たちは登校後も引き続き相談を受けながら、継続登校できるように支援を行っていきます。
◎不登校になった時の状況
中1の1月、冬休み明けから別室登校をすると言いだし、通い出しましたが、再び私と持ち物の事で口論となり、完全不登校となってしまいました。
◎不登校時の子供の様子
部屋を締め切り、ブラインドは昼間でも降ろしたまま、部屋もちらかり放題でした。
髪も切らず、お風呂は1週間~10日に1回シャワーをささっと浴びるだけ。
下着はこまめに替えていた様ですが、ランニングにスウェットパンツという出で立ちから着替えようとはしませんでした。
私が一番辛かったのは、心を閉ざしてしまい話さなくなり、食事も一緒に食べてくれなくなった事です。
昼夜逆転こそしませんでしたが部屋に籠もってしまい、食事と歯磨きと下着の着替え、リビングでのゲーム(2~3時間)以外は姿を現さず、会話もほとんどなくなりました。
◎不登校以前の声かけ
いつも息子が失敗しないようにと
過保護過干渉先回りの声かけばかりしていました。
「はやくしなさい。」
「○○○はちゃんと持った?」
「宿題はやくやりなさい。」
「チャレンジ(進研ゼミ)はもうやったの?」
「ゲームばかりしてないで早く寝なさい。」
「お風呂入ったら?」
書き出したらきりがありません。
今思い返しても非常にうるさい母親だったと思います。
◎指導を受け始めてすぐの感想
これは今まで自分がやってきた事と全く違う、と目から鱗のご指導方法でした。
13年間、自分がよかれと思ってやってきた事ほとんど全てが、息子の為になっていなかった事に驚愕しました。
でもご指導を受けさせて頂いてすぐに感じた事は、「ああ、なるほど。だからこうなったんだ。ここを改善していけば、そして私が変われば結果が出るんだ。」と納得のいく事ばかりでした。
◎再登校日を迎えて感じること
ここまでの数ヶ月間、自分を変えるという作業がここまで大変な事とは思っていませんでした。
復学には第三者の方々の適切な介入、「学校に行く」という本人の意志、親が変わること、そして担任の先生や学校のサポートの四拍子が非常に重要なのだと感じました。
[再登校の日]
「学校に行きなさい」や「勉強しなさい」等は一切言っていないのに、自分で「行く」と決め、「分からないから教えて下さい。」と教えを請う息子を見て、私は今まで息子を否定ばかりしていて、息子の本来の姿を見ようとしてなかったのだなあ、と改めて気づかされました。
復学させて頂いてから1ヶ月が過ぎ、もうすぐ2ヶ月になろうとしています。
毎朝6時半に自分でちゃんと起きてきて、7時25分きっかりに登校していきます。
部活は入らない選択肢もできる学校(公立です)ですので放課後はすぐに帰宅してきて、真っ先に大好きなオンラインゲームをしてから宿題などしています。
以前の私でしたら、
「宿題終わってからゲームをしてね。」「いつまでもゲームしてないでそろそろ勉強しなさい。」
などと言っていたと思いますが、今は、親が何も言わなくても時間のコントロールがきちんと出来ています。
ご指導前の様に何時間もゲームに没頭する事もなくなりました。
10月半ばには、校内合唱祭がありました。ステージの上でリズムをとりながら大きな口を開けて歌っていました。
また、担任の先生には「授業中は積極的に発言している様ですし、クラスメイトともうまくやっています。」と、言って頂きました。
同級生と笑いながら学校で過ごせている、そんな息子の日常の姿をまた垣間見る事が出来て、本当に嬉しいです。
家では、年上の姉と仲良くやっています。
以前は些細な事でよく喧嘩をしておりましたので、その度に私がなだめたり諭したりしておりましたが、今はもうそんな事はなくなり、2人でよく笑っています。
ご指導を受けなければ、この様な嬉しい変化もなかったと思います。
本当に驚きです。
下記のページで小学生・中学生それぞれ分けて体験談を紹介しています。
GoTodayの復学支援
不登校が長期間の場合、お子さんの状態や家庭の状況は様々で、こうしたら不登校が解決する。という単純なものではなく、解決方法は子どもの数だけあります。
それらを親御さんだけで実行しても簡単に上手くいくものではなく、問題が拗れてしまうこともあります。
GoTodayでは、各ご家庭ごとに異なる状況を面談でよくお伺いして、ご家庭、お子様一人一人に合った対策を考え、指導を行っていきます。
不登校が長期化して、どうにもならない親御さんは諦めずにご相談ください。