不登校のお子さん達と話をするなかで感じたことがあります。
目に覇気がなく、人に会うことを拒んでいる子…
その一方で、元気で明るく目を輝かせている子…
どちらのお子さんが学校に戻りやすいと思いますか?
これまでの経験から言うと、目に覇気がなく、人に会うことを拒んでいる子の方が学校に戻りやすい傾向があります。
反対に注意して見ていきたいのは、学校や社会とのつながりを切り離したことで、不安や葛藤を感じにくくなり、元気に見えているお子さんです。
元気に見えても回復したとは限らない
ここでいう元気とは少しずつ取り戻した元気ではありません。
学校へ行けないことへの焦りや葛藤が薄れて、向き合うべき現実から切り離されて元気に見えていることです。
家庭では明るく過ごし、不登校の生活にも慣れてきた一方で、学校へ戻ることの必要性や、今の生活を変えなければいけない…という意識が本人の中から薄れてしまっています。
その様な状態は本人が動き出すきっかけをなかなかつかみにくいのです。
不登校の回復は、子どもが明るく元気に見えるかではなく、学校や社会との心のつながりが残っているかで見極める必要があります。
苦しんでいる子には学校とのつながりが残っている
一方、 「人の目が怖い」 「誰にも会いたくない」 「外に出たくない」 と引きこもっているお子さんは学校復帰から遠いように見えます。
ですが、人の目を気にするということは、まだ学校との心のつながりが切れていないからこそ、苦しんでいるということでもあります。
親御さんから見れば苦しそうな姿は当然の事ながら見たくはないでしょう。
心の中に学校との繋がりが残っています。
素直に「学校に行きたい」と言えるお子さんばかりではありません。
本当に学校や周囲のことを意識しなくなれば、悩んだり葛藤したりすること自体が少なくなっていきます。
だからこそ、悩みや葛藤が残っているお子さんは、適切なタイミングで必要なきっかけがあれば、動き出せる可能性があります。
表面的な明るさだけで回復を判断しない
もちろん、子どもは苦しんだ方がよい、罪悪感を持った方がよい、ということではありません。
大切なのは、表面的な明るさや元気さだけで、回復したと判断しないことです。
逆に苦しそうに見えるからといって、学校復帰から遠いとは限りません。
反対に、家庭で明るく元気に過ごしているからといって、学校や社会と向き合う力を取り戻しているとも限りません。
見るべきなのは、表情の明るさではなく、
「学校や友達をどのように意識しているのか」
「今の生活を本人がどう捉えているのか」
「心の中に、どのような迷いや葛藤が残っているのか」
という部分です。
子どもの言葉の背後にある気持ちを見極める
GoTodayの復学支援は学校に行きたいと思っているお子さんや、前向きなお子さんだけの為だけにあるのではありません。
「絶対に学校には行かない」 「誰にも会わない」 「学校の話はしたくない…」 そう言っているお子さんでも学校に戻れたケースはたくさんあります。
言葉の背後にある苦しさや葛藤が隠れている事を見逃さず、大切なのは子どもの言葉の背後の気持ちを見極めてあげる事です。
「このまま見守っていてよいのか…」
「元気に見えるけれど、回復しているのか分からない…」
「学校には行かないと言っているが、本心が分からない…」
そのように迷われている方は、GoTodayの30分相談をご利用ください。
現在のお子さんの状態を整理し、家庭で何を優先して取り組むべきかをお伝えします。

