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保健室登校が継続登校に繋がらない理由

保健室登校が継続登校につながらない理由

こんにちは、しのさんです!

こちらの記事をお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、保健室登校について書いていきます。

この記事を書いている私は、不登校克服を専門に10年以上活動されている指導の先生の元、復学支援に携わっています。約3年間で150名以上の復学に携わりました。

保健室登校や、別室教室へ通っているお子さんの復学も行ってきました。

実際に不登校のお子さんや親御さんとも直接関わっていますので、現場目線で事実に基づいてお伝えします。

保健室登校から教室への継続登校は難しい

親であれば、お子さんがずっと家にいるよりも、少しの時間でも学校に行き、教室に入れないのであれば保健室登校でもしてほしい。という想いがあるかもしれません。

しかし、結論をお伝えすると、保健室登校をしても教室へは継続登校することはできません。

理由としては、お子さんの根本的な性格が改善されていないと、教室に戻っても、以前に休んだ時に起きたような何かのきっかけでまた休むようになってしまうからです。

また、保健室は教室と違い、子ども中心の特別対応になるため、自分から合わせていかなければならない教室へは行きにくくなることや、他のお子さんが保健室登校をしている場合は、自分1人だけ教室に戻ろう。とは考えづらいです。

保健室は病気を診てもらう場所であり、別室登校は、何かしらの理由で遅れてしまった勉強などを取り戻すために設けられている場所です。

いつになったら通わなくなる。という期限があれば良いのですが、期限がない場合は、よっぽどのことがない限りは教室へ戻ろうという気持ちにはならないでしょう。

子どもの安心できる場所を作ってあげることは大切ではないの?と思うかもしれませんが、本来は、家庭が安心できる場所であるべきです。

現時点で保健室登校をしている場合も対策はありますが、保健室登校や別室登校は状況によって復学までに少し時間がかかる場合があります。

また、お子さんが学校を休むようになり、カンセラーの先生や、心療内科などの先生から、このように提案されたことはないでしょうか?

  • 保健室登校でもいいので少しでも顔をみせてください。
  • 学校に触れさせて慣れさせ、そこから徐々にクラスに入れるようにしていきましょう。
  • 保健室にも行けなくなると完全不登校になりますよ。


ご相談に来られる親御さんの多くは、このようなアドバイスを信じてお子さんを保健室に連れて行こうとされていました。

やはり、親の気持ちとしては「何とか学校と少しでも接点を持っていてほしい。」「少しでも望みがあるなら保健室登校でも家にいるよりも良い」と思われると思います。

しかし、残念ながら前にお話しした根本的性格がなおってない場合、保健室から普通に継続登校できるようにもっていくのは難しいのです。

難しいのであれば、いつまでたっても朝から登校してクラスに入れないお子さんを保健室に登校させるよりも、1日も早く皆と同じように朝からクラスに通えるお子さんにすることを考えることが必要です。

保健室登校は子供中心の特別対応

教室に入れないから保健室で過ごす。

担任の先生やクラスメイトが様子を見にくる。

保健室でプリントをしてみる。

保健室で給食を食べる。

どれもがおかしな事であると気付かなければいけません。

なぜかというと、始めにもお伝えしましたが、そのどれもが子ども中心の特別対応になっています。

厳しいかもしれませんが、不登校だから仕方ないというのはありません。

逆にそのことにより登校に近づくどころか遠のいていくのです。

まずは「保健室は継続登校の一歩」という考え方をやめなければなりません。

かといって、現在、保健室登校をしている子どもに、もう行くのは意味ないから行くのをやめなさいなどと親が伝えたり、もう行くのをやめてみる?教室に行かないなら行かなくてもいいんじゃない?などと伝えることは、子どもが大変混乱します。

現在、保健室登校など、別室登校をしている場合、復学支援の指導の中でどのように対応するのか、お伝えしています。

まとめ

まとめますと、保健室登校は、継続登校の一歩ではなく、逆に遠回りしてしまうケースもあります。

現時点で保健室登校している場合は、指導が入った場合、登校に向けての対策がありますので、適切な対応をさせていただきます。(実際、保健室登校をしていてもいずれ、時間の問題で保健室にすら行きたくない、行けなくなる子どもが多いのが実状です。 )

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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こちらのブログでお伝えしていることは、復学支援の基本的な考え方になりますので、ご家庭によって対応が変わる場合があります。保健室登校や別室登校が悪く、絶対に行かない方が良いということを伝えたいのではなく、子ども中心の特別対応は、本当にお子さんのためになっているのかをもう一度考えていただきたく、書かせていただきました。こちらでお伝えしたことは独断で対応されないことをお勧めします。

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