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不登校中の勉強について【中学生で気になる勉強の遅れはどうすべきか】

不登校中の勉強について

こんにちは!しのさんです。

学校を休む期間が長くなればなるほど、勉強の遅れは気になると思います。

今回は、不登校中の勉強について、私たちはどのような考えを持つべきか。をお伝えします。

この記事を書いている私は、不登校克服を専門に10年以上活動されている指導の先生の元、復学支援に携わっています。今まで150名以上の復学に携わりました。


実際に不登校のお子さんや親御さんとも直接関わっていますので、現場目線で事実に基づいてお伝えします。

不登校中の勉強について

結論としまして、不登校中の期間は勉強のことは一旦忘れ、不登校を改善する方が先決です。

理由としては、親が勉強をやらせるようにしているということは、家にいることを認めることになるからです。

中学生であれば、高校受験等もあるため、学校を休む日が続くと気になることはやはり勉強の遅れだと思います。

中学生は授業の進みも早いので続けて休むと勉強の遅れが出てしまうことは仕方ない事です。

学校によっては宿題が多い事もあり、授業にも出ないで宿題もやっていないと全く勉強をしていない状態が続き授業内容もわからなくなってきます。

親としては勉強の遅れはとても気になり、特に私立中学の場合は、行っていない間に授業がどんどん進んでいるので、どうしてよいかわからないのが本当のところだと思います。

「うちの子は何も気にしていないように見える」「昼まで寝ていて、ゲームばかりで危機感がないのではないか?」と仰る親御さんがいらっしゃいますが、多くの子どもたちは、辛い現実に耐えられずに目を背けているだけであり、本人は心の奥で不安を強く感じています。

そして、学校に行かなければ自宅で一人で勉強は出来るものではないと感じます。

今まで約150名以上の子どもたちの復学に携わってきましたが、9割以上の子どもたちは、「勉強の遅れが気になる」といいます。

勉強の遅れというのは、本人も実感していて不安だということです。

しかし、親が勉強をやらせようと思えば思うほど、勉強をやらなくなります。

病気や怪我で学校を休む理由がはっきりとしていて、休む期間も決まっていれば勉強もすると思いますが、不登校で学校に行かなくなると、病気で学校を休む状態とは全く違う心境なので、勉強をしない事が多いと感じます。

また、あえて勉強のことを考えないようにしている子どもは、とにかく毎日、他の生徒が学校に登校してく朝の時間帯は寝ておきたい。

登校日の朝は何か言われるので、母と顔を合わせないように、仕事に行くまで午前中は寝ていよう。

子ども本人は次の登校日がはっきり決まっていないため取りあえず一日一日を何もせず過ごすことだけを考え、ゲームをやったり、漫画を読んだり、あえて勉強の事には触れないよう現実逃避していると感じます。

もちろん、本人が自らの意思で勉強に取り組むのであれば、無理に止める必要はありません。

繰り返しになりますが、不登校中の期間は勉強のことは一旦忘れ、不登校を改善する方が先決です。

よくある質問1:塾に入れるのは?

塾に入れて勉強させてはどうか?という質問が多くあります。
しかし、不登校を克服することにおいて塾に行かせるのは間違いです。

なぜなら、学校に行けないのに塾に通えるわけがないからです。

もしかしたら、はじめは通えるようになる子もいるかと思います。
しかし、例え何ヶ月か通えたとしても、続かなくなる時がきます。

では、同じ学校に通っている子どもが1人もいない塾はどうか?
と思われる方がいるかもしれませんが、これも間違いです。

なぜなら、不登校の根本的な問題は学校にあるわけではないためです。

なので今塾に入れようか迷っているのであれば、辞めることをおすすめします。

よくある質問2:でも実際,勉強は大事じゃないの?宿題を届けてもらうのは?

結論としては、やはり勉強は、最終的には大事だと思っています。

なぜなら、勉強の遅れは本人が一番自覚しているため、学校へ復学したいと考えた時に、大きな不安要素になるからです。

学校に戻ってからも勉強が遅れて授業についていけないと、学校生活も大変になることがあります。

長期間不登校だった子どもにとって、復学することは体力的にも精神的にも大変です。

なので学校に戻るタイミングになりましたら、適切なタイミングで勉強についての不安などを本人と話しながら対策を進めていきます。

また、友達が宿題を届けてくれることもあるでしょう。

しかし、本人が友達と会うのも精神的には大変ですし、プレッシャーも感じるでしょう。

そのような点についても基本的には、無理に刺激しないようにして、できる限り早く復学できるように対策していくことが大切です。

不登校中の勉強よりも大事なことは

私たちの支援の代表指導の先生は、
勉強の遅れは取り戻るが、子どもが過ごす時間は取り戻せない」と言います。

親としては勉強の遅れはとても気になることですが、それ以上に大事な事は復学後、継続しての登校をする事です。

そして、できる限り、早くお子さん本人の辛い状況から抜け出し、楽しく学校生活が送れるようになることです。


繰り返しになりますが、不登校中の勉強は一旦忘れるべきです。

 不登校の期間中、生活リズムが崩れる事もあります。

昼夜逆転をしている事もあります。

学校に通っていた頃とは全く違う生活リズムになってしまっている事もあります。

しかし、 継続しての登校が出来れば色々な方法で勉強の遅れは取り戻せる。このような気持ちでいることが大事だと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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こちらのブログでお伝えしていることは、基本的な考え方になりますので、ご家庭によって対応が変わる場合があります。独断で対応されないことをお勧めします。

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