【克服体験談23】発達障害の診断を受け服薬・親や兄弟への家庭内暴力・ゲーム依存があった – 中学3年生・男子

不登校 体験談

「文責:小中学生復学支援・GoToday

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お子さんの不登校でお悩みの方のお力になればとのことで承諾をいただき、掲載させていただきます。

相談までの経緯と状況

小学校3年生の頃から、暴言や親兄弟への暴力に悩んできました。

自治体の教育相談窓口に息子の暴力を相談すると児童精神科のクリニックに行くように勧められて通院を始めました。クリニックでは、発達障害と診断されて薬を処方されました。

6年生になる頃には、改善するどころか暴力は次第に激しくなり、包丁を持ち出すことがありました。

そのようなことがあった6年生の秋に、息子は突然学校に行けなくなりました。

医師からは暴力を落ち着かせる為に薬が処方されましたが、不登校のまま、家庭内暴力はおさまらずに中学生になりました。

医師からは「本人のエネルギーが溜まるのを待ちましょう」と言われて、息子は更にゲームに依存していきました。

中学1年生の時に藁にもすがる思いで不登校関連の書籍を探し、「褒める声がけをすれば再登校していく」趣旨の本を読み、実践しながらトレーニングまで受けました。

息子は五月雨登校をするようになりましたが、継続して登校することはありませんでした。

指導者に相談すると「お母さんの声がけの努力が足りない」と言われ、更に子供の良い所を言葉にして伝えることを一生懸命に続けました。 

息子は私の声がけを嫌がり、暴力が続きました。 

五月雨登校だった息子は中2の冬に完全不登校となりました。

息子は、昼夜逆転の生活を送り、一日のほとんどを自室でゲームをして過ごしていました。

このままのやり方では学校に行けるようにはならないと気が付いた私は、復学支援(GoToday)を受けたお母さんが書いたブログを見つけ、これしかないという気持ちで問い合わせました。

支援開始から再登校まで

GoTodayの指導を受ける前に、私が一番不安だったのは、発達障害と診断された息子が指導を受けて本当に学校に戻れるようになるのかということでした。 

しかし、指導を受け初めて毎日指導の先生から親の対応を学び、その通り息子へ対応すると、息子にすぐに変化が現れて、何年も苦しんできた暴言・暴力が嘘のように消えました。 

息子には病院も薬も必要が無かったのです。

親が変われば子が変わるということを実感できました。

おかげ様で私自身も心穏やかに生活が送れるようになってきました。

指導の先生に家まで来ていただき、直接指導を受けると息子は今まで抱え込んできた辛さを先生に理解してもらえたことで、とても素直になっていました。

再登校が決まると息子は別人のようにしっかりするようになり、散髪に行ったり、登校に向けて準備を進めていきました。

復学支援GoToday|発達障害が必ずしも不登校の原因ではない理由を専門家が解説 発達障害が必ずしも不登校の原因ではない理由を専門家が解説

再登校後

たくさんのスタッフの方々のお力添えのおかげで、息子は学校に戻っていくことができました。本当にありがとうございました。

朝は自分で起床し、時間になると身支度を整えて登校していくようになりました。

夏休み明けも登校できるか不安でしたが、しっかりと登校していきました。

その後、再び欠席するようなことがあっても、指導の先生にサポートしていただき段々と継続登校することに自信がついてきました。

息子は希望する高校を受験し、無事に合格をすることができました。

3学期に入り一度も欠席することもなく、元気に継続登校をしています。

また、親自身も子供から離れて自分のことに目を向ける時間を持つようになり、子育てがとても楽になりました。

親子関係も少しづつ改善がみられるようになり、一緒に必要な買い物に出かけたり、家族で食卓を囲むようにもなってきました。

振り返ると、息子への対応方法がわからなかった私が、「しっかり育てなければ」という気持ちで病院等に相談し、息子に合わない対応を続けて発達障害や不登校にしてきてしまったということです。

私はGoTodayに巡りあい、息子に合った親対応の指導を受けることができ、家族を救っていただき本当に感謝しています。

これからも継続登校ができるように教えを守って子供を見守っていきたいと思います。

今後もご指導のほど宜しくお願いします。

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